政治家の金の流れがマスコミを賑わしている。
小沢氏だけではなく、いつも感心するのだが、話のすり替えをとっさに出来る能力というのは、見ていて感心する。 「え? そういう話をしているんじゃないだろ?」というズレた回答を、普通の会話の如くにこなすのは、才能と鍛練の賜物だろうか。 一般に、相手の話の要点を自動的にまとめながら相手の話を聞いているものだ。要点をつかむ→誤魔化す為のズレた話にするネタを何パターンか抽出する→選出、と、結構複雑な頭の働きを要する。普通のひとは、とっさにズレた回答ができず、沈黙で誤魔化すわけだ。 人前に出てなんぼのお仕事の人たちは、その辺は大変処理が上手い。 あるいは、元々嘘つきな性格。 ワタクシのように末端のお仕事をしていると、色々な事態に対応する為に、話の要点を把握する力は必須だ。 幻想文学もしかり。要点を押さえないと外して行くポイントが無茶苦茶になるからだ。 話のすり替えが下手な人、慣れていない人がすり替えをやろうとすると、相手を煙に巻くどころか相手を怒らせて鋭い突っ込みを浴びせまくられる。 ワタクシがもめ事の火の粉を被っているくだんの話も、同様の状態で泥沼化している。 「オレの不正は部下の不正、部下の手柄はオレの手柄だよ〜ん」とでも書いて有ればまだ「随分はっきりした人だな」という位に受け取ってこちらもスムーズに話が進められるのだが。 お互いに「嘘」とわかっていることを「真実」みたいに書いてこられると、「猿は猿山へ帰れ。」「日本語の勉強を頑張りましょう」「現実認識能力を身に付けるとお仕事もはかどるでしょう」等、返事を書きそうになるのである。 しかも、出身県を問われて年齢を応えるかの如き頓珍漢ぶりなのである。 頓珍漢という言葉も、ルビ振らないとわからないんだろうなぁ、きっと。 挑発してるのか本当に猿なのかも、ちょっとわかりかねる。 そういうわけで、政治家の詭弁や嘘は、「プロだなぁ」と感心することしきりである。
by leea_blog
| 2010-01-14 22:50
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