そのような訳で、「独演!俳句ライブ19」に初参加した。 俳ラは、恵比寿の朗読イベントでジョイントした、懐かしい朗読企画だ。 充実した時間だった。 まずは少し反省をしたい。 初めてのお客様は、驚かれたと思うが、お客様の数が少なかった。 それに比して、出演者の気合いの入れようは、大層なものである。 これは少々勿体なくないか? 俳句界では、朗読は珍しい。 非結社無派閥である「独演!俳句ライブ」の観客様が少ないからと言って、参加者は気落ちしない。 実の所、観客様が一人もいなかったら、それはそれで、「ゴッホは生きて居る内は一枚も絵が売れなかった」的な武勇伝になるのである。 観客様を動員する為にウケ路線に走るようなら、密かに俳ラを応援していた人も醒めるというものだ。 当該イベントには、上記のような背景がある。 が、自分が出る回となると、推敲魔練習魔の私は、一人でも多くのお客様にいらして欲しかった。 出演者の葛原りょう氏が「りーあさんの俳句なんてレアなのにね」と言っていた通り、レアだった。 ご多忙の中、いらして下さったお客様には、感謝の気持ちがフル回転である。 俳人からすれば、詩人が俳句川柳に挑戦したからといって、面白そうには思えず、また詩人からすれば、「詩人が俳句作ってどうするの」となりがちだろう。 そういう垣根を取り払って、なおかつ観賞に堪えるものを生み出すのが俳ラだと思っている。 それぞれが自分のイベントではメインを張る力量の持ち主である。 そういう点も含めて、充分な事前ご案内が出来たのかどうか。 無論私も含めた話であるが、今回反省している。 インターネットの普及により、生の時間を割く事はますます貴重になっている。 それでもライブという生空間は、活字だけの情報やデジタル情報に無いものが渦巻いているのである。
by leea_blog
| 2012-10-10 20:13
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