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↑ 房総半島、白浜の先端
心に苦悩を抱えて寝込んでいるワタクシは、人妻に誘われて、クラブツーリズムのバスツアーに参加してきた。
ミステリーツアーといって、当日まで行き先が判らないという、お楽しみツアーだ。
噂には聞いていたが、ミステリーツアーに参加するのは初めてだ。
お楽しみ企画が盛りだくさん。
今日の行き先は、千葉県だった。 温暖な気候に、水仙の咲き誇る公園、蜂蜜絞り体験、菜花摘みなど楽しく、ひととき苦悩を忘れた。
房総半島の最南端、白浜で昼食だった。 太平洋の、遠くは青黒く手前は緑掛かった青という、美しい水の色に、荒々しく白波がくだける様は、素晴らしかった。
幼い頃、夏には千葉の海に海水浴に行ったものだ。 白浜も、幼い頃行った。 海の水は透明で、砂もきれい、何より、太平洋に突き出た開放感が、そして、何か、海に流されたら帰ってこられないのだという実感、海の荒々しさと広大さに息をのんだ記憶がある。
一日バスツアーの最後は、アクアラインを通り海ほたるに休憩するのだが、アクアラインの、茫洋と水の広がる景色に、折しも夕日が雲一つない空を、輝きながら沈んで行く様が見られた。 海には船、空には羽田に向かう飛行機、うっすらと夕日富士、そして、まんまるな、オレンジと黄色に鈍く輝く太陽。二度と見られないほど美しい光景だった。 速い速度で日は沈み続け、海ほたるに到着すると同時に完全に沈んだ。 このようなタイミングは、狙ってもなかなか見られない。 素晴らしい光景だった。 あまりの美しさに写真を撮る事も忘れた。 海は良い。 悩みを抱えているなら、海がおすすめだ。
ざーんと打ち寄せる波の音、磯の香り、汐を含んだ風、刻々と色を変える海の色、舞い飛ぶ海鳥。 ぼーっと何時間も過ごしたかった。 水仙の高い香りも素晴らしかった。生命の香りだった。
引きこもって、自然とふれあう時間が足りなすぎた。 自然は、ストレスを軽減するという報告もあるそうだ。 都市部の活気も活力を与えてくれるが、大地にふれあう時間も、ストレス過多ならそれだけ、がんばって時間を作りたいものだ。
早いものでもう二月。 春はもうすぐそこにいる。
by leea_blog
| 2014-02-01 11:35
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