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台湾の旅・霧社への旅・セデックバレの世界

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画像は、バスから眺めた霧社までの道のり、車道の傍らに続く峻険。

台湾の長編映画、セデック・バレをご存知だろうか。

DVDも持っているぞ。

日本統治時代、霧社という山岳地方で、原住民が起こした反乱がテーマになっている。

運動会の日に、日本人は女子供まで皆殺し、という、実に衝撃的な事件です。

霧社事件の詳細は本やネットで調べて頂ければ良いとして、
行って来ました、霧社。

埔里に泊まって、そこからバス。

霧社自体は、狭い範囲で、観光にもそれほど時間は取らないのですが、
バスから眺める、埔里から霧社までの険しい道が素晴らしかったです。


この辺りに、原住民の皆さんが住んで、狩りをしたり、畑作したり、首を狩ったりしていたのだなぁ、と思うと、感慨深いです。

霧社事件の指導者は、セデック族の頭目、モーナ・ルーダオ。

お墓は公園になっており、像も建っています。

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一回り参拝した所、「頭目の家」と「の」が日本語で書かれた掘っ立て小屋を発見。

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こ、これはひどい。

物置き以下のレベルで、風雨もろくにしのげそうにありません。

もっとまともな住居に住んでいたはず。

復元と言うよりも、これは、へのへのもへじを描いて、その横に「頭目の顔」と書いたくらいの、嫌がらせに近いです^^;

地元の皆さんは、きっと真面目に、雰囲気を出そうとして建てたのでしょうが、
この掘建て小屋はあんまりです。

「当時、頭目はこういう家に住んでいたのかぁ、悲惨だなぁ」
と、真に受ける人も居るでしょう。
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徳龍宮の鳥居。

ここは、日本統治時代には「霧が丘社」と呼ばれていた神社跡です。

石段と灯籠に、当時の面影が偲べます。

基本的に、すっかり小さな観光地ですが、
緑や地形を見ながら、
散策しながら、当時のことを思い起こすのも良いでしょう。

バスからの眺めは素晴らしいですしね。

埔里のバスステーションから、バスが沢山出ています。









by leea_blog | 2014-08-08 15:01 | Comments(0)
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