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かまって欲しいモード・人形愛のディープな世界

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宮無后 「。。。。公主が構ってくれない。。。。」


りーあ「あなたの長い髪が、とてもからまりやすいからです。
    あなたは出来上がるまで一年も掛かる人形です。
    万一壊れて、修理に出したとしても、主人公の素還真と違って、もう部品が無い、ということが考えられます。」


宮無后「遊んでもらえるように造ってあるのに。。。」
りーあ「うーん、微妙ですね。ポーズ撮らせて写真を撮ったりはすると思うけれど、工芸品ですからね〜。」

宮無后「まばたきにも自信があるのですが」
りーあ「まばたき、すごく可愛いです。でも、まつげが取れたら困るから、一ヶ月に一回くらいまばたきしてくれるので十分です。悩殺されるから、程々にね」

宮無后「。。。前は毎日抱っこして下さったのに。。。。。」
りーあ「抱っこして、その後定位置に戻す度に、髪が乱れる事に気がついたのです」

宮無后「。。。髪のせいで愛されない。。。。」
りーあ「愛していますよ。冬になって私が汗をかかなくなったら、もっと構うからね」




PILIの人形たちは、大変派手なアクションをこなします。
日本的な、
「人形は大切に扱うもの」という概念を、打ち崩すような、
体を張った演技です。
まあ、これらは、人形修理師が傍らに控えて、修理しているのかと。

ぱあっと長い髪が舞い上がるシーンもよく出て来て、
本当に美しいのですが、
こんなに絡みやすい髪では、
やはり頻繁に修理師が構っているのでしょう。



そういえば、スーパー台風で足止めを食いながらも、台南まで宮無后を迎えに行き、ようやくホテルに戻った時。

抱き上げて記念撮影をしながら、
私の脳裏には、
諸行無常な音楽が流れたのでした。

筋肉少女帯の、
「月とテブクロ」。

歌詞
「大切な物 いつかは朽ちる
 大事にしても いつも壊れる」

なぜこのタイミングで、こんな不吉な歌が。


こんなに大切な子も、いつかは壊れるのだ、と思うと、出来るだけ長く壊れないようにしたい、と思ったのでした。

ここは発想の転換で、
マジンガーZのエンディングが良いでしょう。

「人〜の命は〜尽きるとも〜
不滅の体〜 マジンガーZ」



ところで、日本にはスーパードルフィーという、
カスタマイズ出来る人形が存在します。

人形は、いつも遊んだり、連れ歩くと、劣化するもの。
そんなわけで、スーパドルフィーは、
「里帰り」というシステムがあって、
里帰りできれいに直してくれるんだったと思います。


↓ スーパードルフィー公式サイト。

http://www.superdollfie.net

ううっ、人形愛のディープな世界が。。。。


ピリの人形にも、
里帰りシステムを求む。

台湾には、きっとあるのだろうなあ〜。

そうだ、
東離劍遊記が日本で流行ったら、
人形が欲しいと言う人が増えて、
日本にも里帰り出来るような店ができるかも?








by leea_blog | 2016-09-06 22:37 | Comments(0)
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