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「踊る赤ちゃん人間」と「再殺部隊」


ストレスのせいで、音楽が雑音に聞こえて疲れて聞けない、
という経験をお持ちだろうか?

私はよくある。

そういう時は、聞かなくて良い。


それはそうと、
大槻ケンヂの、「踊る赤ちゃん人間」という楽曲を知った。

まれびと冊子「揺蘭」13の、多谷昇太氏の作品を読んで、
筋肉少女帯の「再殺部隊」を聞きたくなり、
検索していたら、
「踊る赤ちゃん人間」も表示されたのだ。


ばかばかしさ・おどろおどろしさ、その奥に通じる悲哀。

以下のような歌詞だ。

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それなら僕はいっそなりたい
死ぬまでベイビー 赤ちゃん人間
「あ〜なんて可愛いベイビー 愛したくなるわ」
彼女抱いた赤子実は赤ちゃん人間
あどけなさの裏であばば ほくそ笑むのさ
君もなれよ 楽でいいぜ ベイビーヒューマン

踊る赤ちゃん人間より抜粋
https://www.youtube.com/watch?v=HU3wO7CjznY
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大槻ケンヂは、詩集も出していて、
読んだが、

文字だけだと、「詩」として読むのは結構しんどい。

が、曲が付くと、
とたんに生き生きと「詩の心」が発現するのだ。

歌われる事で、「詩」となる。


詩の心は文字だけのものではない、と常々思う。


この破綻しつつもそれを強みに打ち出し続ける才能。



by leea_blog | 2016-09-17 00:07 | Comments(0)
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