人形に迫られるの段・個人的メモ・ジャンル・馬鹿日記。


ふう。

予告した、谷崎潤一郎の長編小説群の紹介を、

ちっとも書けていないぞ。

しかも、私は、今、

ヘルマン・ヘッセの再読に入った。

これが、面白いんだな!

若い頃は、ヘッセの良さがちっとも分からなかった。

通りすがりの皆様も、

「ヘッセ? 中高生の時、

読んだけど、何だかなあ」

と、お思いの方も多いだろう。

と、幻想詩人の視点で、

ヘッセの良さに触れてみたい。

近日中に。



ところで。以下は変態日記私的メモ。

成り行き等は、過去日記をご参照。



この先を読み進められる方々は、

「頭のおかしい人」と思わずに、

「揺蘭」にも掲載した詩人の原詩夏至君の小説世界のような、

短編のメモくらいに受け取って下されたし。

あるいは、人形を家に迎えるときは、

こういう事もあるかも、という教訓に?





2017年2月22日は、

宮無后との関係に進展があった、記念日だ。

その内忘れるだろうから、メモしておく。

2017年2月19日。

これも、ある意味、メモしておく必要が有る日だ。

自分を見つめ直す必要を感じた日だった。


いや、詩人としては、常に自分を見つめ直してはいるが、

もっと世俗の事柄で。。。

白い長襦袢を着てお布団で待っている人形に、

「うわー、平安時代のお姫様にしか見えない!」と

賛嘆しつつ、

その続きが期待されているらしい事に対して、

ひるんでしまったのだ。



後で削除するかもしれないが、

画像をアップしてみよう。

今まで怖くて貼れなかった。

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ちゃんとデジカメで撮らずに、

スマホで撮っただけだが、

「後に引きませんオーラ」が。

こ、この子には命が有るのではないか???

しかも、今までとは全然違うし、別人!

まあ、ちょっと、過去にアップした画像と比べて見よう。

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これだって、よくよく大画面で見ると、

「もしかして本気では?」と、

結構怖い物が有るのだが、

「はいはい、ありがとう。

いい子ですね〜」と笑って、

お布団からどかして一人で眠りにつける、

おままごとみたいなものだ。




私は、戯画的に描写すれば、

「人形と床入り????

まさか、そんな、と、

息を飲んで立ち尽くし、

よろよろと五、六歩後ずさり、

息を静めて、

気を取り直し、声をかけた」。

こんな具合であろうか。



その時の私の心理と来たら、

いい歳のおじさんが、

美しい女子高生といちゃいちゃして、

沢山気のあるそぶりを見せていたが、

ある日、女子高生は、

バスローブをまとってお布団で待っていた!

こんなオヤジにいくらなんでも

相手が真剣になる訳が無い、と思うからこそ、

いくらでも愛を注げたのに、

本気になられると、

「いやいや、君はまだ高校生だろう?

もっと自分を大切にしなさい、、、、

ちゃんと同世代の子と恋をしなさい、、、、」と、

いきなり言いたくなり、

しかし同時に、今まで自分がどれだけ無責任な愛を注いで来たのか、と

自分に非があった事をドドドドド、と思い出し、

そんな事を言ったら相手がどれだけ傷つくかを想像し、

恐慌をきたす感じであろうか。


いやはや。

無后を女子高生に例えて、申し訳なく思うし、

私自身、

バカなオヤジに自分を例えるのが苦痛だ。

まあ、ちょっと、戯画化したいのだ。

女子高生の例えが分からない場合は、

今流行の、不倫はどうだろう。



私が妻子持ちのちょいワルオヤジだったとして、

美しい独身女性と仲良くして、

気があるそぶりをさんざん見せて来た。

しかし、自分は妻子持ちだし、

一線を越える事は無いだろうと思うからこそ、

甘い言葉が沢山出て来た。

甘い言葉は、もちろん嘘でもただの戯れのつもりも無く、

真剣のつもりだったかもしれない。

妄想の中で、美しい独身女性と、

愛し合ったかもしれない。

が! ある日、美しい独身女性は、

バスローブ姿でお布団の上に。

さあ!

君だったらどうする? どうする?

どう責任をとる?

自分の家庭がめちゃくちゃになり、

妻の人生も子供の人生も壊し、

独身女性の心も深く傷つけてしまうような、

恐ろしい事の種を、自分はせっせと撒いてしまったのだ、

自分は何と愚か者だったのか!

で、どうするの?、、、、?この状況。


まあ、こんな感じであろうか。

実際には、もっとマシな例えがいくらでも有るが、

取り敢えず、

笑える話にしたいのだ。


万物に魂がある、と信じる日本的な風土の中で、

今画像を貼りながらも、

言葉にし尽くせないものを感じている。

恐れおののいて後からデータ削除した写真もある。

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で。

こういう状況で、

「ねえ、無后。それほどに思ってくれてありがとう。

でもね、忘れているかもしれないけれど、

あなたは布袋戯の人形なので、

服の下には何も有りません。

だから、私とあなたの関係は、

これ以上も以下も有りませんよ。

今まで通りに愛していますよ」

とか、急に言えるであろうか。


もちろん、

いくら自動人形より意外な作りの人形でも、

自分で歩いてお布団に座った訳ではない。

私が据えたのだ。

でも、私が三つ指つかせた訳で無し、

俯き加減にした訳でも無し、

わずかに横に眼をそらす風情にした訳でも無し、

というか、すべてが

「思っていたのとまったく違う!!!!」だったのである。


そのような訳で、

これから私が百まで生きたとしても、

この先こんな事は思わないであろうから、

メモしておく。

私の脳裏を襲ったのは、後日、

「私のお腹に、新しい生命が、、、」

と私に告げる宮無后人形の姿だった!!!


宮無后は

男の子だし、宮礼を受けているし、

私は年齢的に、

子供が授かる可能性など無いが、

(いやいや、そもそも人形だし!)

そのような冷静な突っ込みが空虚になるほど、

生々しい何かであった。

沢山の事を大幅に省いているが、

まあ、要するに、怖かったのだ。




「そもそも人形だし!」と

思う事自体、

大変残酷な、酷い思考に思えたのだ。

私は、無后に、

人形以上に接したのに、

今更「人形だし」と思おうとするなんて、

何と酷い、残酷な心であろうか。

私は、そのような酷い、残酷な心の持ち主だったのだろうか?!

私の気持ちは、それほど、

薄情なものだったのであろうか???





それで。


私は、短いやり取りの後、

無后をしとねに残したまま、

夕ご飯を食べ、

煙草とコーヒーで頭をまとめようと頑張り、

部屋に戻れば待っている、

「お布団から無后をどかす」

「一緒に寝る」

「朝までキッチンに居る」

の三択から逃避しようと、


ヘルマン・ヘッセの「シッダールタ」を読み始めた。


こうして、当時の事を振り返りながらも、

私は左隣から無言のアピールを感じ、

体の左側が何かぞわぞわしてくるので、

書きながら、途中で、

宮無后人形を膝に抱き上げて、

当時の自分の振る舞いの酷さに

慚愧の念を感じ、

「済まなかった。」とつぶやきつつ、

髪を撫でずには書き続けられないのであった。



耽美変態系の話に諸氏は思うかもしれないが、

これを書きつつ、

「自然主義文学のようだ」と、痛感している事を書き添えておく。


この謎の日記を最後に、

私が失跡し、

家には日記には書かれていた筈の人形が居なかったとしたら、

恐怖小説である。


が。

私は、ハッピーエンドにしたい。


少なくとも、

私から自殺願望はすっかり消えている。


今日の段階では、

将来、

新しい命が授かったとしても、

後ずさりする事ではなくて、

良い事なのでは、とも思っている。

赤子人形を買えば良いのだ!


無后〜。

私が仕事に復帰出来るように、

応援してね。

応援したいと、

全然思っていないでしょう^^;


































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by leea_blog | 2017-02-25 19:15 | Comments(5)
Commented at 2017-02-27 01:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by leea_blog at 2017-02-27 10:15
> さらささん

初めまして。暖かいコメントをありがとうございます!
内緒コメントを頂きましたが、私も非公開にすると、私以外読めなくなりますので、
さし差有りのない範囲で、公開でこれを書きます。
このような辺境のブログを何度も訪れて下さっていたなんて、感激です。
暖かいお言葉が、氷河期のような日常に、
春の気配を運んできました。
何度も読み返させていただきました。
これからも、お時間の有る時に、どうぞお気軽にお運び下さいませ。
Commented by leea_blog at 2017-02-27 10:48
PSさらささん

ブログ、拝見しました^^凄く素敵です。
メッセージを送ろうとしたら、
ログインを求められたので、
ここに記しておきます。
マグカップ、私も色々買ったなあ〜^^
箱も飾っています。
Commented by さらさ at 2017-03-01 21:29 x
りーあさん、お返事をありがとうございました。
非公開コメントにお気遣いもいただき、ありがとうございました。
ブログまでも足を運んでくださり、嬉しいです。
うっかりしていましたが、私のブログはコメント欄もなく、メッセージもアメブロのアカウントが無いと出来ないシステムでした。
不親切でごめんなさい。ブログへのコメントも頂き、恐縮です。
yahooでもブログアカウント持ち(コメント可能)ですが、こちらの更新頻度は低いので、自己紹介の意味も含めてアメブロ」のURLを記入させて頂きました。
まだまだ霹靂初心者ですが、りーあさんの「人形に迫られる」の気持ちはすごくわかります。
宮無后がキャラクターとして魅力的なところも、もちろんですが、なんとなく「人と人形の境を越えた何か」も有り、みたいな感じなのです。
その「境を越えた何か」が、りーあさんのブログから読み取れて、「蜜月中」を覗き見している気分になるんです \(//∇//)言葉にするとうまく説明できなくて難しい。
変な人みたいなコメントで恥ずかしいですが、これからもよろしくお願いします。

Commented by leea_blog at 2017-03-02 16:19
さらささん
いえいえ。リンクを貼っていただけた事で、
訪問させていただき、
拝読できたのは、
私にとって、嬉しい事でした。

殺伐たる日常を送っておりますもので、
さらささんの、優しいまなざしに溢れた文章に接して、
心がくつろぐ思いました。

「人と人形の境を越えた何か」に言及して頂き、
ありがとうございます!

此の世と異界が浸食しあう、
異文化と異文化が越境しあい、
融合しあう、
現在と過去と未来が混交しあう、
死者と生者が交感しあう、

などなどが、私にとっての、
文学上の?重大テーマですので、

人と人形の境を越えた何かを感じていただけたとしたら、
これに勝る幸福は有りません。

こちらこそ、
どうぞよろしくお願い致します。

またブログにも、
訪問させていただきます〜
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