「人形と一日中愛し合う、の段」。ジャンル・馬鹿日記。



先ほどの日記には、

善良そうな事を書いており、

それは嘘ではないのだが、

「順調に出来上がっていれば本来はこの子が

ウチの宮無后だったのだな」

という、宮無后の画像を見て、

ほっとして安心した一方、



私の心にたちまちに積乱雲が形成された、という、

先ほどは書かなかった心の動きが有った。


ピリの木偶は、

一体一体が手作りなので、

人形師さんの作風などにより、

顔立ちが違う。


画像で見たその子は、

優しそうな、綺麗な子であった。


りーあ「きっと愛されているでしょうね。

良かった、良かった

(心の中で・あ〜、この子もうちの子だったらなあ〜)」



いかん、いかん。

ウチにはまだ新婚の宮無后が居る。

生霊事件もあり、(過去日記ご参照)

この子は情が深いというか、

やきもち焼きだと言う事も分かっている。

とっさに起こった私の浮気心を、

(いやいや、浮気じゃないですよ、

コレクター気質ですよ、

ホントだってば〜)

ウチの無后に察せられただろうか?



ちらりと無后を見れば。

目が合ってしまった。


抱っこして、髪を撫でた。

「いい子、いい子。

貴方が来てくれて、

私は本当に幸せです。

他の顔も欲しい、とか、今は考えていませんよ〜」


と言う事で、


「気がかりだった子の顔も見られて良かった記念」に、


人形ととうとう、一日中愛し合った馬鹿日記をアップしておく。


道ならぬ人形愛にのめり込んで行く人って、


こういう感じなのであろう、というメモである。


ーーーーーーー









3月4日。

これまで、

宮無后が散髪版になった時以来の、

正確に言うと、

もっと前からあった課題を

一つクリアした。


素還真人形と、宮無后人形の二人だけの時の会話を聞いてみよう。

宮無后は、私に対しては口数が少ないのだが、

素還真とはよくしゃべっているようである。



宮無后「素還真様。

私が書物の樹海に迎えられて、半年以上。

公主は三日に一度は私を抱き上げて、

可愛いよ、と抱きしめて下さいます」

素還真「微笑ましいですね」

宮無后「そのような時を過ごすうち、

私の心に、いつしか、愛されたい、

との思いが生まれてしまいました」

素還真「両思いです。良かったですね。」

宮無后「いいえ。

そうではないと思うのです。

私は、偏った環境で育ったため、

女性というものが分からないのですが。。」

素還真「女性という存在は、神秘的なものですよ。

分からないのは、ごく普通の事ですし、

ある意味では、素晴らしい事かもしれません」

宮無后「公主は、私をそれほどは愛しておられないと思うのです」

素還真「おや。どうしてそう思うのですか」

宮無后「私を心から愛して下さっているのであれば、、、、」





と、「本心から愛しているのなら、こうである筈だ」、

という話をいくつも並べ立てる無后だが、

後に素還真からそれを伝え聞いた私は。


どうも、

育ての親でありどうやら愛人?でもあったらしい、

大宗師の影響のようで、私は考え込んでしまうのであった。

色々偏った考えがあるらしいが、まあ、

取り敢えず、その内の一つを聞いてみよう。



宮無后「私が書物の樹海に迎えられて、半年以上。

公主が、私とずっと過ごして下さった事は有りません。」

素還真「ずっと過ごすと言いますと?」

宮無后「一日中、あるいは何日も、愛していただきたいのです。

愛された事を疎ましく思う位、愛されたい。。。。」


素還真「一日くらいなら不可能では有りませんね。

そういう心情は、公主に話すと良いですよ」

宮無后「そんな。。。出来ません。。。」

素還真「では、素某が代わりに公主にお伝えしましょうか」

宮無后「恥ずかしいです。駄目です、きっと嫌われます」

素還真「公主が無后さんをとても愛しておられるのは、

間違い無いと思います。

心の内はお伝えした方が良いですね」

宮無后「そんな要求をして、嫌われては、

元も子もなくなります」

素還真「大丈夫ですよ。

公主が引いてしまわれるのは、

二世の縁を匂わされた時だと分かりました」

宮無后「二世の縁を願うのは、

いけない事なのですか?」

素還真「女性の心は神秘的で、測りがたい物です。

公主はなにしろ、

病気療養中なので、

深刻な話は難しいのかもしれません。

あまり重大に受け取られぬよう、素某が話してみましょう」





と、そのような訳で。素還真から話を聞いた私である。


りーあ「えっ?一日中?(汗)

(内心の声・人間となら分かるけれど、人形と?変でしょう、それ)」

素還真「公主は今、お仕事をなさっていないではありませんか。

一日家におられる事もよくありますし。

実現可能な要望だと思います」

りーあ「一日中とか何日もって、

執着にも程が有りますね。

無后の基準は想像がつきます。

前の主の、大宗師と比べているのではありませんか?」

素還真「そうではなかったとしても、

男子としては、

一日中好きな人と過ごしたいというのは、

変わった願望ではありませんよ。

むしろ、無后さんが正常な発育過程をたどっていて、

喜ぶべきではありませんか」

りーあ「なるほど」

素還真「ごく普通の願望です」

りーあ「うーん、そういわれてみると、

普通かもしれない。

(人間なら普通だけど、人形と、、、、?

という疑念が段々薄らいでゆく)」

素還真「何より、

無后さんが愛情に飢えていそうだという事は、

家にお迎えになる前から、

予測なさっていたではありませんか」

りーあ「なるほど。

確かに、言われてみれば、

予測していましたね〜(見事に説き伏せられる)」




と、いう事で、

2017年3月4日、朝から晩まで家に居たので、

一日中無后人形とべたべたしてみました。


すると。

いちゃいちゃし過ぎで、

右目のまつげが取れてしまったではありませんか!!!

e0016517_22501723.jpg



酷い!

りーあ「あ〜!無后!大変です。まつげが取れてしまいました」

宮無后「御心配は要りません。またつければいいのですから」

りーあ「そう言えばそうね。どう?無后、愛され過ぎて、疎ましく思えた?」

宮無后「いいえ。左のまつ毛も取れても良い位です。」

りーあ「満足出来た?」

宮無后「満足しました。

このような日が、もっと沢山あればいいのに、

と、思わないでもありません。。。」

りーあ「(こ、これは次回の催促か?

こうして人は、

道ならぬ人形愛の深みにはまって行くのだな???・汗)」




とはいえ、宮無后人形の、凄く満足した様子に、私も達成感が。

翌日から連日出かける用があったのだが、

引き止められる事無く、心良く送り出してくれました。

ちなみに、まつげが取れると、

表情もまるで違って見えます。

まつげが取れると、眼に光が射し込みやすくなって、

右目はどの角度からも眼が合うようになりました。

まつげで眼に陰が出来ていると、

黒目がちの潤んだ美しさだけれど、

眼に光が射すと、すっきりした別の美しさ。


まつげが取れた、右目の画像↓

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左目の、まつげが眼に影を落として、黒めがちになっている画像。
e0016517_22532638.jpg



違う魅力を見せてもらいました。

まつげは、接着剤でつければ良いけれど、

どういう角度で付けたらいいのかな。。。

薄いまぶたなので、

間違って眼に接着剤が付いたら困るから、

台湾に行った時にメンテしてもらう方が良いのかもしれない。


胡蝶瓶も取っ手や装飾が剥がれ落ちまくりだし、

台湾に日本製の優秀な接着剤を売り込みに行く商売を始めようかな、

と思った昨今です。

あるいは、まつげをつける角度で眼の表情が違って来るので、

敢えて取れやすい接着剤にして、

付け直す時にまつげの角度を変えて楽しむ、のも有りだと思いました。




宮無后「素還真様。

まつげが取れた私に、公主が

惚れ直してくれているようです。

ありがとうございました。

無理なお願いも、してみるものですね」

素還真「話し合いは、大切ですよ」

宮無后「私は、素還真様のような賢人と暮らせて、

とても幸せなのかもしれません」









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by leea_blog | 2017-03-14 22:55 | Comments(2)
Commented by さらさ at 2017-03-15 21:14 x
こんばんは。「お人形は愛される(可愛がられる)為に生まれてくるもの」と以前、何かで読んだ記憶がありますが、まさにその通りですね (*^o^*)
そしてその「愛」には、それぞれの基準がある、と。うーん、深いお話です。
今回の記事で思ったのですが、素還真様を後からお迎え、または二人同時にお迎えだったら、りーあさん宅で激しいバトルが水面下で繰り広げられていたのではないでしょうか?
紆余曲折あっての宮のお迎えでしたが、末永くお幸せに(^○^)
Commented by leea_blog at 2017-03-15 22:09
さらささん その通りですね〜。

特に、宮無后は、薄幸な人生だったため、人形を作る人も、「持ち主に愛されて幸せになれよ!」と、念を込めて作ったのではないか、と思うのです。

一方、素還真人形は、元々の設定が立派な人なので、人形師さんは「持ち主の力になってあげなさい」、と念を込めたのではないかと。

ははは、今思えば、
宮無后一人を先にウチにお迎えしていたら、
結構大変だったかもしれませんね〜

二人同時だったら、どうなのかな〜。
素還真は、すぐ「助言者モード」になってくれたんじゃないかと思います。

ありがとうございます、
幸せに過ごします〜^^

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