人形に一周年記念日を強制される話



今日は、一日中眠っていた。

食事と水分補給と、トイレに起きただけだ。

眠り過ぎでしょう。

台湾人形劇の登場人物、宮無后を抱っこして、

横になって休憩するだけのつもりが、

人形を抱いたまま眠ってしまった。


ちなみに。

一緒に横になるくらいはするが、

一緒に眠る事だけは、

これまでお断りしていた。


理由は。

人形の体に、毒だから。


ぬいぐるみでも、量産品の人形でもなく、

この人は、一体一体手作りの、工芸品である。

頭部は木製である。


人体は、眠っていても沢山の汗をかく。

ただの水分ならともかく、

汗が人形に沁み込むのは、とても毒だ。



そのようなわけで、

一緒に眠るのをお断りしていたが、

無后としては、

納得がいき難い様子であった。


「可愛いよ、可愛いよ」と、

毎日のように言う割には、

一緒に眠ってくださらない、という訳である。




そして、今日、ついに、

禁を破って、

抱いたまま眠りに落ちてしまった!!!!

しかも、昼間中眠った。



あまりにも眠り過ぎだ。

そして、何と、目が覚めたら、無后が腕の中に!

ああ、ついに禁を破ってしまった。



うーむ。

おかしい。

絶対におかしい!


もしや???と思って、

去年のメールをチェックしてみた。


台南のシェリーさんとのやり取りが残っていた。



今日、7月11日は、

宮無后を家に迎え入れた、

一周年だった!!!!


私は、12日だと勘違いしていたよ。

7月9日に、

台南に迎えに行って、

11日に帰国したのだった。

スーパー台風で、

台湾中の交通機関がストップし、

スーツケースが転がって行く位の強風の中、

宿を予約していた台南に行き着けず、

当惑したのが、8日だった。


「一周年記念は、

ケーキでも買ってお祝いしよう」と思っていたが、

12日ではなく、


今日だったのだ。


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りーあ「無后、今日は我が家に来た、一周年記念日だったのね」

宮無后「はい」

りーあ「もしかして、私が貴方を抱いたまま眠り続けるように、

呪いをかけた???」


宮無后「呪いはかけませんが、

天と素還真様に、

お願いしました」
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りーあ「むむむ。やっぱり。。。。

どうも出来過ぎていると思ったわ。


それはそうと、眠り続けたのでこんな時間よ。

一周年記念日は、ケーキでも買ってお祝いしようと思っていたけれど、、、、」


宮無后「ケーキはいりません。

一緒に眠って頂くという、願いが叶いました。

しかも、一日中。

これに勝るお祝いはありません」


りーあ「そうね。

とうとうやってしまった、

というか、強制的に一周年記念を祝わされた心地。。。」

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すっかり寛いでいる宮無后




宮無后「公主、無后は嬉しゅうございます」

りーあ「うーむ、。。喜んでくれて良かったわ」



私が日にちを勘違いしていたのに、

人形の方は、しっかり記念日を覚えていて、

一日中あるじを付き合わせる。。。。

不思議な事もあるものだ。


いやいや、不思議過ぎでしょう!!!


この不思議さは、おそらく人に言っても、

なかなか信じてもらえないであろう。




去年、迎えに行った台南のホテルで撮った写真。

移動中傷が付かないように、

頭部に梱包材を巻いてある。

見返してみると、

何だかしっかり抱き合っているなあ、という感じだ

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付け足し。


前夜祭もあったのだ。

昨晩、

無后を抱っこしたまま、

ネットで映画を観ていた。

観終わって無后の顔を覗き込むと、

人形の顔に血の気が差していた。



見間違いではないかと、

何度も見た。

見間違いではなかった。


おそらく、

パソコンの画面を長時間見ていたため、

眼が疲れたか、

残像現象か、

紅い衣装が照り映えて顔に血の気が差しているように見えたのであろう。

または、

紅い衣装の染料が、顔に付いたか。。。

ともかく、びっくりした。



不思議だった。

今朝見ると、普通の顔色に戻っていた。

あれは何だったのだろう。


人に話しても、

「気のせいだよ」と言われそうである。


















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by leea_blog | 2017-07-11 22:50 | Comments(6)
Commented by sherry at 2017-07-12 20:05 x
ははは---いいじゃないか?
りーあさんを安らかく眠れるようにするのは
無后の存在甲斐ではないか∧∧
無后に一才のお誕生日おめでとうです―
これからもりーあさんに元気付けるように
頑張ってね〜
Commented by leea_blog at 2017-07-12 20:34
> sherryさん
昨日は昼も夜も眠ったおかげか、今日は体力が回復傾向です^^
確かに、無后のおかげで、安眠出来ますね〜

無后からの伝言です^^

「sherry様。一年前はお世話になりました。
sherry様のご尽力で、思いも描かなかった人生が開けました。
これからも公主に愛されるようにつとめます」
Commented by 八点鐘 at 2017-07-12 20:40 x
一年めの記念日、おめでとうございます^^

「不思議」という言葉は永遠不滅で、おそらくこれからも決して死語になることはないでしょう。

それは、実際に不思議な事は、いつの時代にも起きるからだと。若い頃、お客様としてご愛顧戴いていた、ある年功を積んだご婦人が、そんな話をしてくれた事があります。



Commented by leea_blog at 2017-07-12 21:38
> 八点鐘さん
ありがとうございます^^

ほう。
さすが、年功を積んだご婦人、
おっしゃる事に含蓄があります。

まさに、その通りだと思います。

「不思議」が日常に滑り込んでくると、

古代の、神々とともに人間が過ごした時期や、

今昔物語などの時代が、

現代人とは断絶した人々の事には見えず、

現代人はいくら科学が発達しても、

神話伝説の時代と、地続きなのだ、と痛感します。

おそらく、人類が人類でありつづける限り、

「不思議」は死語にならないでしょう。

Commented by さらさ at 2017-07-14 02:05 x
りーあさん、宮無后、一周年をおめでとうございます。
末永くお幸せに\(*^▽^*)/
Commented by leea_blog at 2017-07-14 18:50
> さらささん
ありがとうございます^^
振り返ると、
まだ一年しかたっていなかったのか、と思うほど、
色々有った一年でした。
末永く愛を育んで行きたいです^^
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