新年街角景気ウオッチング・池袋の初売り



池袋に出掛けた。

西武デパートとサンシャインは、
元日から初売りで、

東武デパートは二日が初売り初日だ。

私は、
新年のバーゲンが結構好きである。

正月早々、欲しい物をゲットしようと繰り出してくる人出から
元気をもらえる心地がするのだ。

デパートは、普段は十時開店だが、
初売りの日は、九時半開店である。

私は九時35分頃東武デパートに到着。

食品売り場で日本茶とチョコレートの福袋を探そうとしたが、
既に通路は、行き来が出来ないほど人が詰めかけており、
その密集振りに、
食品はさっそく諦めた。

私はバーゲンの雰囲気は好きなのだが、
他のお客さんと争ってでも手に入れようという闘争心が無い。

「戦時中じゃないんだから。。。。」と、
引いてしまうのだ。

しかし、
本当にバーゲンを楽しむ人は、
福袋や数量限定の特売品にダッシュし、
「とりあえず手に掴んでから、
買うかどうかを決める」という、
肉弾戦を辞さない。

そのようにして手に入れたブツは、
きっと、
冬の森で狼がしとめた兎、のような、
原始の血を満足させるものに違いない。

古書市初日の私が、
まさにそうである。

古書市はほぼ絶版もので、
迷っていたらもうお目にかかれないかもしれない。

開店から五分しか過ぎていないのに、
エレベーターには、
既に複数の袋を手にした人々が乗っている。

うわ〜。

これは、
あらかじめ欲しい物と売っている場所を、
事前にチェックし、ダッシュでゲットしたのであろう。

「さ〜て、売り場はどこだったっけ?」などと、
キョロキョロしている客は、
事前の調査と準備が足りず、
その時点で福袋戦に敗退しているのだ。

恐るべし、初売り。


ちなみに、
ネットオークションでは、
手に入れた福袋が、
すぐに転売される。
転売目的で買う人たちに、
私のような素人は、あっさり敗退である。

デパートには、
磁石が砂鉄を吸い付けるが如く、
人がどんどん吸い込まれて行く。

新年のこの時間帯にデパートに来るような人は、
「買うぞ!」という購買意欲に燃えており、
動きも迅速である。


ところで、今年強く感じたのは、
デパートの販売員の、
おもてなしモードである。

正直、
ネットショッピングが普及し、
質の良いものが割安で手に入る時代である。

デパートが太刀打ち出来るとしたら、
「お客に楽しんでもらえるような、
品の良いおもてなし」であろう。


ちなみに、
ネットショッピングでは、
新品未使用だが中古扱いの「新古品」や、
新品同様の衣類等が、
一般ユーザーによって盛んに出品され、
大変な勢いであるという。

私も、家の近くにリサイクルショップがあったおかげで、
衣類の新品を買う意義が見いだせなくなっている。

そのリサイクルショップは、
昨年末に閉店してしまった。

散歩に出ると、いつも気ままに立ち寄っていたので、
無くなって残念だ。

私の若い頃は、
「多少お値段が張っても、
質の良いものを買って、
長く着る」風潮だった。

実際、生地も縫製も良く、
長く着られた。

時代が推移すると、
それなりのお値段がしても、
縫製が中国等になり、
裾はほつれるわ、
ボタンはすぐ取れるわになった。

そして、流通経路の変化もあり、
安価でもまあまあの品質のものが沢山出回るようになった。



それなら、使い捨て感覚で、
お安くてまあまあの品質のものでいいじゃない?

あるいは、
ネットで新古品で充分じゃない?

と、消費者意識も時代とともに変化して、

買う時に既に、

「二三回着たらネットで売ろう。

その為には、中古でも売れそうなものを買おう」と、

思う人も増えた。


ネットの中古市場やリサイクルショップは、

欲しい物が決まっている人には、

欲しい物に出会う確率は低い。

そのかわり、

宝探しのような、

面白さがある。



転地療養を控えて無駄なお金は一切使いたくないし、と、

購買意欲は無いけれど、

散歩と、

初売り観戦がしたくて、池袋まで来たのであった。






「仕事は休み。

帰省の予定無し。

旅行はこの時期高過ぎて無理。

買い物も特にしたくない。

家でゲームばかりしていては体に悪いから、

ちょっと散歩でもしようか」

という風情の人も、

街には沢山行き交っている。







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by leea_blog | 2018-01-02 21:37 | Comments(2)
Commented by さらさ at 2018-01-04 04:07 x
りーあさん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
りーあさんと素還真、宮無后さんの三人にとって良き年でありますように。
低温火傷の具合は如何ですか?
少しは回復されていますように。

実店舗書店が減り、出版業界も厳しいらしいですが。
実店舗の古書市が賑わっているなら、まだまだ紙媒体で文章を楽しむ人達もいるんですね。
ゆっくり見ていると、周りにおいていかれる戦場のような古書市は、わかります。
古書は一期一会ですからねー。
危険なので手を出さないよう自粛してますが、アンティーク着物も一期一会。
着物本体だけでなく、小物も素敵な物が多いので、宝くじで高額当選したら覗いてみたい世界です。
Commented by leea_blog at 2018-01-04 19:00
さらささん 謹賀新年〜^^
本年もよろしくお願い申し上げます。

低温火傷は、
さっぱり回復してないです;;
年末年始に膿まなかっただけでも、
ラッキーかな、と。
毎年湯たんぽを使いますが、
火傷したのははじめでです;;

出版業界、大変だと思います。
電車の中は、
本を読む人がほとんど居らず、
みんなスマホいじっているし。
これじゃ、アナログ本、売れないですよね。

私は、書物はバリバリにアナログ派なんですが。。。
一冊の厚みとかも、アナログだとすぐ分かって、
一冊一冊が個性を持っている感じです。

古書市は、マニアックな人たちが、
初日を狙って詰めかけます。
そういうのを見ると、
「良い本を買いたい人はいるのだ」と思うのですよ。
「どうでもいい本は買いたくない」だけで^^;

そう、発行部数の少なかった絶版本は、
ネットで執念深く探しても、
見つからなかったりしますから、
一期一会です。

ああ、アンティーク着物ですか。
本よりもっと一期一会ですね!
着物系は、危険ですね^^;

ネットオークションで、
着物や帯類を眺めるのも好きです。
商売うまいリユース店があって、
千円スタートとかしているので、
ついついウオッチリストに登録して、
競り具合を眺めます。
いいお品は、私には手が届かない値段になるので、
眺めるだけですが^^;
目の保養ですね。

小物類と言えば、
私はアンティークの細工の凝った櫛やかんざしも好きで、
螺鈿〜、蒔絵〜べっ甲〜、などなど、
ウオッチしていました。

着物類は、今のアパートでは、
タンスも桐箱も無いので、
畳紙に包んだまま部屋の隅に積み上げて、
その上に素還真と無后を寝かせてあります。
(厳重防虫エリア)

そんな保管能力が無い状態なので、
いいお品が万一手に入っても、
私じゃ保管も手入れも出来ないから、
宝くじに当たるまで、
良いお品は他の誰かが持っていてくれればいいと思っています^^

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