↑ 上から、「ゆりの燭台」。真ん中「森のよう」、下、「首を伸ばすゆり達、色きれい」 梅雨のゆり園、などなど言っている内に、ユネスコ村ゆり園のゆり達は、花の季節を終えようとしている頃だろう。 これらの写真は6月10日、夏の雨のような激しい降りにもめげずに出かけた時のものだ。 今は、猛々しい暗い緑が頭上に揺れる。暗がりであじさいが、大きな玉を開く。濃緑の中から真っ白なくちなしが、呪言のごとくほどけていく。 夕暮れにくちなしの花の、目眩がするような強い香りがただよう。民家の庭の、くちなしの木の下にたたずんで見上げていると、立ち去るときも髪に香りがまとわりついて奇妙だ。黄緑がかかった蕾が、ゆっくりとほどけひらいてゆくさまが豪奢な、この季節。
by leea_blog
| 2006-06-30 21:45
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