天城山中、湯ケ島温泉バス停付近。 インパクトのある看板。 “のぞいて下さい”というシンプルで直接的なコピーも新鮮だし、コロッケ亭というコロッケ専門店を思わせる名前も、バランスを無視しているため「一所懸命手作りしました」と力強くアピールする看板の文字もすべて、天城山中を走り抜けるドライバーの視野の片隅に入ったが最後、気になって気になって、通り過ぎても引き返さざるを得ないパワーがある。 普通のコロッケの店であるはずがない、という、妙な疑念と怪しい期待を脳の奥にかもし出すパワーがある。 天気雨、しかも強烈な豪雨に襲われ続けながらバスを乗り継いで湯ケ島にたどり着いたワタクシも、打たれて足を止めた。 コロッケ亭はあいにく定休日で、硝子のとびらは閉ざされ、色あせたカーテンが引かれて店の奥を伺う事もできない。日曜なのに、通りには歩く人も無い。商店なのに日曜定休。。。コロッケかぁ。美味しいコロッケは大好きだ。食べたい。そもそも、どんなコロッケなのか。 店の前にたたずんで耳を凝らしたが、店舗の奥に人の気配は無い。この看板の迫力は、コロッケ屋さんというよりは、「見せ物小屋」を期待させるインパクトだ。普通のコロッケ屋が“のぞいて下さい”なんて看板に書くか? 否である。 見せ物小屋が、コロッケ屋のふりをしている、つまり、非合法な見せ物をやっているため、官憲に踏み込まれた時はコロッケ屋に早変わりするのではないか? 猪みそ漬け ベーコンも、普通に気になる。その下ではねている物体は何???? 店の前をうろうろする内、硝子に張られたコロッケの写真を発見した。 反射して見にくいが、下の写真である。 黄色い看板の下ではねていたのは、「猪コロッケ」だったか。 猪の形をしているから? 猪の肉を使っているのかな? 猪が作っているコロッケかもしれないぞ? 食する事や実物を見る事はできなかったが、写真を見て少し満足できた。割と尋常な形と写真だったからである。
by leea_blog
| 2007-09-17 23:39
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