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信頼の為の疑念など

いやはや、「俳ラ7」の宣伝の前口上が不快で、関係者皆様にはまことに申し訳ないことです。世の中にあまた立ちこめる煩悶、閉塞感、一人では解決できない思いの、突破口になってくれればとの願いを込めて、書きにくかった被害カムアウトとセットにしました。

ここに検索でたどりついた皆様も、いきなりの激怒につきあわされてはたまりませんよね。「幻想系を検索して読んだのに、嫌な気分になった。どうしてくれる」とやり場のない気持ちになった方。今回は人間不信にならないための、追補版です。
実のところ、文学はきれい事ではありません。幻想文学は現実逃避の装置ではなく、リアリズムだけでは到達しにくい何ものかに到達する手段の一つです。方法の一つなんですね。「生身の感性」の回復が本当の目的ではないでしょうか。

さて。一人旅行者は、比較的トラブル対応能力がある方だと思います。さもなければ、言葉も習慣も違う土地を通り抜けられません。それでも、毒入りコーラ事件(古くてすみません)や通り魔事件のように、加害者が得する訳じゃないものは、わかりにくい。

今回は、本当に困った、というより知らぬ内に追いつめられて、周りに相談しようにもできなくなっていました。週3,4通届く郵便物には相手の名前も住所も明記されており、不都合があれば先方と話し合いが出来るはずだと、それ程気にしなかったのです。お会いしたことはないけれど、同業者(?)のようだし。郵便物が多すぎるくらいではストーカーかしら、などとは考えません。話し合いが難しいと気付いても、何とか穏便に収めたくて誰にも相談していなかったのです。先方を追いつめてはいけない、と変な判断が働きました。文章を書く人なら、いずれ話し合える日も来るだろう、と。

参加していたメーリングリストで、思いあまって告白し、対策サイトを教えていただきました。多くの方の励ましが無かったら、身内にも話せないまま時間が過ぎていたでしょう。

http://www.nda.co.jp/Stalkers/
ストーカー概論
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/hc17916/
ストーカー対策ページ

をを。ほとんど鬱状態で、検索、という発想が欠けていました。「ストーカーに狙われたときの禁忌」(ストーカー概論より)を、うっかりやってしまう所でした。初心者にもわかりやすく、為になります。多くの場合、金品・身体の被害が出る前に、精神面で重大な損傷を受けているはず。そういう時でも、冷静にさせられます。「私も、実は困っています」という方は、それ程長くないので、一読をおすすめします。

「ストーカーに狙われたときの禁忌」は、納得すると同時に、何か変だ。最初に非人間的な扱いを受けるのは被害者のはず。耐えかねて相手を刺激する行動に出るはず。そうでない場合があまりに多いので、すべての人に警告しているのでしょうか。
by leea_blog | 2001-09-03 02:07 | Comments(0)
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