2005年 09月 05日 ( 1 )

檸檬・壇ノ浦


大河ドラマの「義経」を見た。
たまにしか見ていないが、今日は壇ノ浦の合戦だった。
平家物語のファンとしては、一応、見ておかないと。



思い切り庶民感情にサービスする作りだった。
とはいえ、知盛ちゃんが碇を担いで海に身を投げるシーン、
やりすぎでしょう。
それにね、中納言だし、実質的な総大将なんだから、
義経を自分で追い回す立場じゃないでしょう。
それは能登殿にやらせなくちゃでしょう〜。

そういえば、能登殿こと能登守教経が出てこないじゃないか。
別に教経のファンでも何でもないが、これは省略しすぎであるぞ、NHK。
やっぱ、庶民感情的には剛勇・平の教経に追い回されて義経が逃げまくるから、
義経も八艘飛びの武勇伝になるんでしょう〜。


子供心に、「義経の武勇伝って、逃げたり卑怯だったりな話ばかりで、どの辺が武勇なの?」と思ったものだ。ま、大人になればわかる。
「それはね、戦なんて、勝てばいいんだよ。正々堂々と闘っても、負けたら意味がないのだ。勝てば、後から上手いこと武勇伝にしてもらえる。で、負けると判っている勝負はとことん逃げる。これは現代人でもなかなか出来ない事だ。
敦盛みたいに、負けると判っても、勝負しようと言われれば逃げないで引き返しちゃうよね。
戦闘の美意識があって名誉を重んじた平家は、やっぱりやまたのおろちの眷属だったのさ。
大昔、やまたのおろちも、はかりごとで退治されちゃっただろう? 退治されて剣を奪われたおろちは、八十代の後の八歳の天皇に姿を変え、水底に沈んで剣を取り戻したのだ。安徳帝は平家の一門と共に、水底の都で栄華を誇るんだけど、もっとずるければ地上で栄華を誇れたんだよ」
「やまたのおろちなら、別に地上の栄華はどうでもいいんじゃない?」
「そうだね。価値観が違うんだね。ま、そういうわけで義経は、美しく巨大で呪力に満ちた古い妖怪を海に追い込んだのさ。後でその報いは受けるけどね。」

と、話はずれたが。。。次回に続く。
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by leea_blog | 2005-09-05 02:11 | Comments(0)