2017年 05月 13日 ( 1 )

なまめき。・若後家さんという言葉。「家」がものを隠す事がありませんか?雨の日の雑記

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宮無后が、黒い着物も似合うのを発見。
不思議な艶かしさ。

何だろう、この既視感。

喪中の後家さん的な?

私が男だったとして、
友人の葬儀に行ったら、
後家さんが物凄く色っぽくて、
くらくらしてしまった、という的な?

「私が付いていますよ」と言うと、
後家さんが縋り付いて来て、
思わず背に腕を回してしまう、的な????

悲しい経験をした人が、
優しく抱きしめてもらえるのを、
待っている、的な?

あ、振り出しに戻ってしまった。
それは黒衣でなくとも、
同じだ。

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ところで。

「娘さん、よく聞けよ、
山男にゃ惚れるなよ
山で死なれりゃよぉお〜、
若後家さんだよ」という歌がある。

幼い頃、私は、
山男というのが、
山岳登山をする人だと分からず、
雪男のようなものか、と想像していた。

もっと分からないのは、
「わかごけさん」という言葉だった。

「若苔さん????」
山男に生える、苔のようなものかな???
多分違うよね、
なんだろう、「若苔さん」。
薄い若緑色をしているに違いない!

上記のように、人の想像力は鍛えられて行くのであった。

後家さんと言えば、
「未亡人」という言葉も、
後に覚えたのであるが、

幼い私は、
「ミボージン」という響きが、
「ビボー」、つまり、美貌と似ているので、
「美貌」にまだ達していない美しい人が、
「未亡」なのだと想像していた。

難しい言葉を良く分かりもせずに知っており、
能面に「生成」がある、
それは、「般若」になる前の段階であるから、
「未亡人」の未も、
美貌の人になる前の段階である事を示しているのではないか。

「亡」と「貌」は違うぞ、と今なら幼児の私に指摘出来るが、
そのようなわけで、
後家さん、未亡人、が、身近にいなかった為、
特殊な妖しの技を身につけた大人の女性、というイメージであった。



官能小説では、
未亡人というと、必ず美人で、おしとやかに描かれていた。



再読していた、ヘルマン・ヘッセの短編集、

「メルヒェン」が、家の中で行方不明になった。

狭い部屋なのに、探し物が見つからない事が、よく有る。


そして、さっき探した筈の場所で、

なぜか見つかったりする。

「家」が、わざとやっているのではないか、と思う。


「メルヒェン」も、

今日、偶然、書物の山の下から見つかった。



おかしい! 変だ!

山の下の方に、読みかけだった本が有るのは、変だ。

読みかけのものは、上の方にある筈だ!

「家」が、私を困らせようと、

わざとやっているのではないか????


短編集の中でも、

「アヤメ」は、特に素晴らしかった。

近々拙ブログで紹介する。

全編引用したいくらいだ。


ヘッセは天才だなあ。



池袋に出たら、

今年は金魚の尻尾のような、

透けてひらひらのフェミニンなスカートが流行っており、

美しい衣の裾を幾人も見た。


明るい青灰色の、

ひだを細かく取った、

左右費対称の、

透けた布地に、繊細な刺繍、とか、


桜貝の色の透けた布地で、

上の方はひだが有り、

裾にいくに連れて、

ひだが滑らかになって行くスカートとか、

美しかった。


時々、

「済みません、写真を撮らせて下さい」、

或いは「何処で買ったのか教えて下さい」と

言いたくなるような、

服の人を見かける。










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by leea_blog | 2017-05-13 22:05 | Comments(2)