2017年 11月 07日 ( 3 )

馬鹿日記・検査入院終了祝い




ふう。

懸案だった検査入院が終わった。



慈恵医大は、

びっくりするほど親切丁寧だった。

病室は、思いがけず、

東京タワーが間近に見えて、

日頃のストレスを一時忘れた。

新橋駅前では、

古本市もやっていた。

一泊二日だったが、

思いがけず転地療養効果があった。



仕事に出られていた頃も、

「どうしても明日出勤したくない!」と思う事もあった。

そういう時は、

強制気分転換。

都内のホテルに急遽泊まるのだ。

日常を忘れるような空間で、

レインボーブリッジを眺め、

風呂に浸かり、

外食する。

強制的に気分転換して、

翌日はホテルから職場に直行していたものだ。

出費は痛かったが、

働けなくなるよりマシだった。





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検査入院終了を祝う宮無后↑



以前の日記に、

宮無后の顔に血の気が差していておどろき、

目の錯覚だったのか?と思った事を書いた。

衣の紅が、

白い顔に反射して血の気が差しているように見えるのだった。

上記の画像参照。



ところで、

色白の無后と一緒に写る私の手は、

現実を映して、

血色が恐ろしく悪い。

まあ、病人だから仕方が無い。



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上の画像よりも上体を倒して、

私の手を温めてくれている所?

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表情が明るくて柔らかい。


それはそうと、

帽子を被って髪を背で束ねた盛装版の頃と、

まるで別人。

先日、柿餅をお供えしてから、

更に一皮むけて艶っぽい。


お腹の上に座ってもらい、

私は腹式呼吸の練習をしている所。

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盛装版の頃だって、もちろん綺麗だったけれど、

これほど綺麗・妖艶じゃなかった気がする。


やはり、

帽子を頭部に留めてあった長い釘が、

何かを封じ込めていたとしか思えない。



二本の長い釘が、

これでもか!という位、

小さないたいけな頭部に打ち込まれていたんですよ。













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by leea_blog | 2017-11-07 19:11 | Comments(2)

ぬいぐるみの世界・新井素子「くますけと一緒に」


先日は、少女と古い市松人形の結びつきの世界、
「りかさん」を紹介しました。


梨木香歩「りかさん」・不思議愛しい人形世界
   ↓
http://leea.exblog.jp/26146063/

(拙ブログは、セキュリティーの観点から、直接リンクが貼れません。
URLをコピペして飛んで下されたし)


今回は、ぬいぐるみと少女の結びつきを題材にした小説を紹介します。

新井素子「くますけと一緒に」


「くますけ」という、熊のぬいぐるみと、いつも一緒の女の子の話です。

ジャンルは、ホラー系?

何も考えずにすらすら読める系の小説です。



小学四年生なのに、まだぬいぐるみと離れられない成美は、

両親にも同級生にも、

「異常」扱いされます。

その両親も、最初の方で交通事故で死んでしまうのですが。



私が転地療養で台北に滞在していた時。

台北駅の地下街で、

小さめのスーツケースを引く女性を目にしました。

スーツケースの上には、大きな熊のぬいぐるみが。

ぬいぐるみは、落ちないように、

スーツケースの引き手の部分に首を縛り付けられていました。

私はそれを見て、

「ああ、旅行にもぬいぐるみを連れて行く人なんだな。

それにしても、ぬいぐるみは首をスーツケースの引き手に縛っても壊れないからいいよなあ。

そして、ぬいぐるみだとまわりも変な目で見ないからいいよなあ」

と、思い、さらに目で追いました。

エスカレーターを降りるとき、

段差でスーツケースが小さくはねました。

女性は、すぐ振り返って、熊を見つめ、

「大丈夫だった?」と言うように、熊の頭を優しくぽんぽん叩きました。


私はそれを見て、

「うわー。これは相当に親密な関係だぞ!」と、

「微笑ましさ」を越えた何かを感じてしまいました。

その女性にとって、大きなぬいぐるみの熊は、

私の家にいる布袋戯の人形、素還真と宮無后のような親密な相手なのでしょう。



大人になると、人形やぬいぐるみと親密すぎるのは、

周囲を引かせてしまいます。

が!

「くますけと一緒に」の主人公、成美は、

小学四年生ですが、周囲から異常扱いをされてしまいます。



成美は、くますけと会話します。


くますけは、いつも正しい事しか言いません。

成美に、

大変大人なアドバイスをします。


世間の人が読んだら、

「成美がくますけのセリフを考えているのだ。

成美の頭の中の事が、くますけを通して現れているのだ。

小学四年生なのに、ちょっと無理があるほど大人っぽい子だ」と、

思うのではないでしょうか。



「りかさん」では、

市松人形りかさんのセリフは、

主人公ようこが考えているのではなく、

りかさんという、いわば「人形族」がしゃべっているという設定です。



「くますけと一緒に」では、

読者には、くますけが成美の思っているように

「ぬいぐるみ族」の、独立した人格なのか、

仲の悪い両親の間で気を使って育った成美の、

心の中の声なのか、読者には明示されないまま、話が展開して行きます。



最後には、読者は納得することでしょう。



それにしても、

ぬいぐるみへの愛が、凄く伝わる一冊です。



後書きを見ると、それもそのはず。
作者は、ぬいぐるみ教の信者で、
ぬいぐるみ屋敷に住んでいるのだった!!


以下、引用します。

「えっと、前の段落をお読みになれば、ほとんどこんなことお判りでしょうが、私は、ぬいぐるみが大好きです。これはもう、どっちかっていうと『病的』って言えるくらい、好き。何せ自宅が、『ご近所の名物・ぬいぐるみ屋敷』になっているくらいだもの。(一軒の家の中にぬいぐるみが四百もいれば、そうなりますね)。
 その上、これはどうしてなんだか、私、今でも本気で、『ぬいぐるみって一見生きていないように見えるけれど、実は生き物で、だから個性もあれば感情もあり、ついでに、ぬいぐるみパワーとでもいうような一種独特の力も持っていて、持ち主になにかがあれば、きっとぬいぐるみが守ってくれる』って思っているんです。」



作品そのものよりも、後書きのこの部分の方が衝撃的でした。


私はぬいぐるみ教徒ではありませんが、
人ごととは思えない!


くますけも、納戸にずっと封印されていたなんなんも、
持ち主の危機を、不思議な力で守ります。


江戸川乱歩の時代は、「人でなしの恋」でした。

新井素子の時代は、「くますけと一緒に」。
まだ、この時代も、ぬいぐるみを手放せないのは「異常」扱いです。

そして、もっと時代が進むと、

フィギュアやカスタムドールも人々の生活に浸透し、

人々の間に
「愛を注がれた何かは不思議な力を持つ」という認識がもっと一般的になり、

梨木香歩の「りかさん」になりました。


台湾の布袋戯、ピリと出会う前の私でしたら、

「くますけと一緒に」も、「りかさん」も、

読まずに人生を終えていたかもしれない。

そう考えると、

幾つになっても新しい世界を発見するものだなあ、と痛感します。

いや、むしろ、

「新しい世界が向こうからやって来るようになった」という感じかもしれません。














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by leea_blog | 2017-11-07 18:06 | Comments(0)

検査終了!

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ふぅー。

検査が終わった。

東京タワーは見えるし、

ビルの間からは、

レインボーブリッジが見えるし、

快適な環境だった。


快適なので、スヤスヤ眠れたら、

正確な測定が出来ないのでは、と、心配したが、

無事、

いつも通り寝苦しく、

朝起きたらいつも通り、

疲労困ぱいしていた。


このしんどさがちゃんと測定出来ている事を祈っている。


それにしても、次回診察は12月だ。

遅々として進まない。。。。


病院近くのドトールで、

タバコを吸いながら休憩中。


サラリーマンが続々とテイクアウトしていく。

はぁー、

早く働けるようになりたい。

このままでは、

文無しになってしまう。









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by leea_blog | 2017-11-07 09:08 | Comments(0)