<   2012年 03月 ( 5 )   > この月の画像一覧

 【いなずまもじ はちすの時刻】    改訂版


前回でふれた、推敲が甘かった作品を、
大幅改定してみた。

以下。

-----------------------------------------------


 【いなずまもじ はちすの時刻】




 皓いはちすを手に 女達が石廊を巡る時刻

わたつみのつるぎ 眠る  
         虚空に 低く うたう 刃の


         触れてはならぬ 
 水の炎がお前を灼き 都を灼く


  あまたの断片拾い集めてつづれ、創世の神話
眼を射抜く、心射抜く、魂震わすいなずま文字
 

 指先に滴る鮮血呪言を舐めつつ
          解きほぐし、切り刻み、
              幻惑破片、めまいする長い長い物語

 
   精霊らよ語れ 語れ、ものがたれ 
               廃墟に百の物語をせよ


 百物語して花づなを編め
         虚空に炎の花づなを


    血よりほかには いなずま文字の 
              精霊呪言をあがなえず


 あああ   あがなえぬ物語求めよ
           はちすの伽藍に長い衣の女達が巡るとき


  いなずま文字刻んだ刀身に
          火を踊らせて舞うがいい


髪振り乱して沈む紺碧の底
         あまたたびの夜のうち


  そなたの髪に それは
       水の稲妻を編むだろう。


------------------------------------
[PR]
by leea_blog | 2012-03-29 20:12 | Comments(0)

忘れる頃に 「水の稲妻」


詩の草稿は、寝かせておく。

しばらくして、何を書いたか忘れた頃に読み返して、
新鮮な気持ちで推敲する。
その作業を繰り返す。

詩はいちどきには完成しないのだ。



推敲が不十分なまま発表してしまった作品も有る。

揺蘭に載せた、「いなずまもじ—はちすの時刻—」がそれだ。


最近、以前の朗読リハを聞き返していて、

「あまたたびの夜のうち
そなたの髪に それは 水の稲妻を編むだろう」

という一節を見いだした。



なにそれ、凄い、と思った。

そこだけみればまさに私好みで、自作ながら凄いと思った訳だ。


が。


それは既発表の詩の一節だった。

一篇の誌として全体を読み返すと、残念な事に良い詩とは言い難かった。

「あまたたびの夜のうち
そなたの髪に それは 水の稲妻を編むだろう」

ここで終わりになる詩にすべきだった。

盛り込み過ぎなうえ、推敲の甘い作品になっている。
とほほほほ。

何を急いで発表してしまったのか。

推敲し直そう。

こういう失敗を繰り返して、

真に自信のある作品を作るのだ。。。。。。。
[PR]
by leea_blog | 2012-03-24 21:56 | Comments(0)

朗読会【百物語/妖異の時代2012】


e0016517_219793.jpg


撮影/宮崎二健





詩の朗読と音楽の午後、【百物語/妖異の時代2012】の詳細が決まりました。

日    5月26日
時間 16時から(開場15時半)
場所  新宿のジャズバー、サムライ
料金  ワンドリンク付き2000円

朗読   西野りーあ   ゲスト 海埜今日子氏
音楽   田中一夫(サズ)  ROSSA

珍しい神話伝説も発掘して朗読する予定です。

どうぞ皆様、お誘い合わせの上、ご用とお急ぎの方も、いらして下さいませ。
[PR]
by leea_blog | 2012-03-20 21:09 | Comments(0)

ホワイトデーのプレゼント

e0016517_19355515.jpg
e0016517_19361090.jpg


チョコレートの日、聖バレンタインデー。

私の子供の頃は無かった、ホワイトデー。

チョコレートをもらった人が、お返しをする日である。

友人のご子息にチョコレートをプレゼントしたら、
ホワイトデーにお返しを頂いた。


麻布かりんとう三袋と、私が吸っている煙草、アメリカンスピリット。

アメリカンスピリットは、桜の模様が散らされたかわいい袋に入っている。

嬉しい。

商業戦略に躍らされると思うとしゃくなので、
日ごろの感謝を伝える日と思えば、
とても心が温まる事もある、ということだ。
[PR]
by leea_blog | 2012-03-18 19:41 | Comments(0)

詩人の朗読会と料金



朗読会、百物語/妖異の時代は、
5月26日(土)に決定です。


ところで、色々な詩人の方からの朗読会のご案内を頂くわけですが。

皆様、料金をどうお考えでしょうか。



三千円、という料金も定着したのかな、と思いますが。

私は、3000円は高いと思います。



映画が1800円で、
映画の日かレディースディに観に行って1000円。

正直、映画より高い朗読会は、
私の中では論外です。

もともと、欲しい書物や絵画が手に入らないなら、
自分で書く、あるいは描く、という私のタチ。

朗読会に3000円払うなら、
自分で開催するよ。。。。。。。。。

庶民的すぎる金銭感覚で申し訳御座いません。
ご異論がございましたら、受けたまります。



そもそも、詩の朗読会自体が、詩人以外の人はなかなか来て下さらない催し。

私は、少しでも垣根の高さを下げて、色々な方に来て頂きたいと思っています。


そういうわけで、わたくしの朗読会は1500円位を想定しています。

本当なら、1000円にして沢山の方に来て欲しい。

まぁ、1500円にふさわしい内容に致しますので、
どうぞよろしく。。。。。。
[PR]
by leea_blog | 2012-03-04 23:13 | Comments(2)