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台湾の人形劇テレビ、PILIの美

台北に戻って来た。

あまりに暑いので、
台湾でも引きこもりがちだ。

引きこもる原因は、
テレビにもある。

前回は学生の国会占拠ニュースに釘付けだったが、

今回は、
布袋劇という伝統的な人形劇を
うんと現代的にした人気番組、
ピリ、PILIにはまっているのだ。

これが、想像を絶する美しさ。

画像を貼ってみる。

幾つも番組があって
ほぼ毎日見まくっている。

放映時間も長い。

日本だったら
美しいけどマイナージャンルに
なるであろう美の種類が
台湾では超絶メジャー。

過剰で退廃的とも日本では評されるであろう代物が大人気の台湾!

台湾人のメンタリティーは
奥が深すぎる!

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by leea_blog | 2014-06-29 18:51 | Comments(0)

夢を見ていたのか?紅毛港保安堂

台南から鉄道で高雄へ。

日本軍の軍艦が御神体になっている、
紅毛港保安堂に出かけた。

台南の飛虎将軍廟でもらったパンフレットを見せると、
タクシーの運転手さんは
ああ、そこね、と
すぐ分かったノリで、
すんなり到着した。

台湾日記は帰国してから
情報提供のため詳しく書くが、

旅先のスマホから投稿練習を続ける。

保安堂は美しくも不思議な廟だった。

私は夢を見ていたのか?

絢爛の、異国と昔の日本が混じりあった夢を。

神艦のにっぽんぐんかん、平仮名なのだ、
ぐんかんには、
中に椅子もテーブルもあり、
テーブルの上には
食べ物も置かれて、
米の袋も積んである。

魂の航海を続けつつ、
信徒の人々を守っているのか。

風が通る、気持ちの良い、
美しい廟だった。

あの時間は夢か。

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by leea_blog | 2014-06-26 18:46 | Comments(0)

埔里とライチ

埔里では、ゲストハウスプリに
泊まった。

日本人オーナーさんが
色々親切に観光情報を
教えて下さった。
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埔里からは
色々な場所に行けて
便利なのだが、
バスの乗り場がわからないのでは、
と、事前は戦々恐々だった。

案ずるなかれ。
バスステーションがあり、
全てそこから発着している。

至るところでライチが山積みにされて
売られていた。

相場は6斤で百元。

1斤50元の高めのライチが
美味だった。

一人では食べ切れないので
ゲストハウスのお客さんに自由に
食べていただいた。

ライチは冷蔵庫に入れては
駄目だそうで、
賞味期限は三日。

買った翌日には
味が落ちていた。

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by leea_blog | 2014-06-24 20:01 | Comments(0)

台湾から投稿実験ー台中のホテル

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台湾のホテルで、
生まれて初めてWi-Fiを使ってログインしている。

そもそもWi-Fiって何?

日中の気温39度。
長時間外にいると倒れますがな。



時々スコールあり。

午前中は晴れていても、
午後には、
敵意が有るかのような雨が降る。

画像は日本時代の台中市役所。
美しい。
まだ現役で使われています。


スマホからの書き込みだと、
文学的な文が書けない。

一つ一つ文字を入力していると、
重要な本題にたどり着く前に
疲弊するのだ。

とりあえず投稿実験!
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by leea_blog | 2014-06-23 19:00 | Comments(2)

三週間留守にします。転地療養・台湾偏

そのような訳で、
明日から7月9日まで、
台湾に転地療養してまいります。

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写真は、四月に台湾に出かけてはまった果物、
釈迦頭。ミルキーで美味過ぎた。
なぜ今までトライしなかったのだろう。

真ん中が、土着の品種、土マンゴー。
小さくても芳醇な味と香りですが、
いかんせん、筋が多すぎ。。。。。
左が、いつも活躍してくれる、
エバー航空の機内食でもらった、
プラスチックのナイフ。
柄にキティが付いています。


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次の写真は、
台北の有名な豚足屋、フーバーワンの豚足。
脚の、一番先端の部分です。

脚の形していますので、
苦手な人はご注意。
むちむちプルプルです。
今回も通うかな?

お皿を見て下さいよ。
汁が飛び散っており、
「味が良ければ盛りつけは関係ないでしょ」と
大声で叫んでいるかのよう。

このアバウトさも好きです。


埔里、台中、台南、日帰りで高雄、そして台北、という旅路です。

資金が無くて
安宿です。

この歳で安宿、嫌だよぅ、と、
泣きが入っていたのですが、

新橋14クリニックの伊勢先生がおっしゃることには、
「いつもと違う所に泊まるのも面白そうじゃないですか」
「安宿なら、外に出ようと思うかも知れないでしょう?」


うーん、確かに。
前向きだなぁ。

ちょっと楽しみになったぞ。
明日出発なのに今頃ちょっと楽しみって????

いやはや、引きこもりですからね、
大丈夫かなぁ〜って、
心配が先に立っちゃうんですよね。


もう、明日だから、心配は忘れる!

若い頃は、安宿泊まって、
バケツに水を溜めて入浴したじゃないか!

いつ来るとも知れない電車を、
延々と待っていたじゃないか。

インターネットも無い時代で、
情報も無く、
空港のツーリストインフォメーションで地図をもらって、
あとは、道行く人に訊ねながら、
遺跡を回ったじゃないか!

飛行機のリコンファームをし忘れて、
帰りの飛行機に乗れなかったことも有ったじゃないか!

ビザが切れていて、
国境でバスを下ろされたことも有ったじゃないか!

真冬のモスクワで、
トランジットホテルのドアが壊れていて、
ドアの前に家具を積み上げて、
寒さのあまりコートを着たまま寝たじゃないか!

ホテルのフロントで、
「私たちは英語が出来ません」と
英語で答えられちゃったじゃないか!

思い出せ、昔の活力!

今回行くのは、気が抜けるほど安全な台湾だし、
荷物を全部盗まれてもパスポートとクレジットカードさえあれば帰れるし、
漢字表記だし!

怖いことなんか何も無いよ〜。

引きこもりの転地療養、結果はいかに?
ちょっとは元気になって戻ってくるのか?

続報を待て!





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by leea_blog | 2014-06-16 20:18 | Comments(0)

現代詩人会の会合・朦朧・現代詩人は絶滅危惧種か?

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現代詩人会の会合、
日本の詩祭2014に出かけた。

ちょっと遅刻して行ったら、
座る所がほとんど無い盛況振りだった。

講演の内容も良かった。

問題は、親睦会だった。
ホテルエドモントのパーティールームを借りての会だったが、
ビッフェ形式の料理が、
無くなっても一向に追加されないのだ!

立食形式のパーティーは、
食べ物が無くなっても追加される、と思い込んでいた私は、
おしゃべりに熱中しており、
食べはぐってしまった!

お腹空いたぞ!
貧乏詩人の台所には、キャベツとヨーグルトしか無い。


ところで、
現代詩人なるものが現代に生息しているなどと、
ほとんどの人が知らないのではないか?

現代詩って、詩とは違うの?????


うーん、文語体で詩も書く私は、
口語体が現代詩とは思わない。

あえて言うなら、
ポエムとかとはちょっと違って、
文学としての詩を目指す現代の詩人、ということだろうか。


ところで。

詩集を出すのには、
物凄くお金が掛かる!

百万とか、その他諸経費とか、消費税とか、
簡単に掛かってしまうのだ!


十冊くらい詩集を出している人は、
詩作が旺盛で凄いと
みんな言うけど、
詩作は出来るんだよね。

問題は、詩集という、本にする経費です。


十冊出したら、地方で家が買えちゃうよ。


収入が低めで、
賃貸暮らしで、
副業も禁止されている私としては、
葛藤が深い。

ああ、
もっと稼げる仕事をしていれば!

カップラーメンより袋麺の方が安いと気づいて、
売り出しの袋麺にしている昨今。

でもね、これが、

意外と、苦痛じゃないんですよ。

今まで、即席麺類は、
体に悪いと思って食べなかった。
実際、体には良くないよね。


でも、美味しそうだった!

今は、経済的困窮を理由に、
堂々と即席麺を食べられる!

美味しいぞ。

この、インスタントな味が、独特で。

こんなに困窮していて、
しかも詩集を出したいのに、
療養を目的に台湾に行く私。。。。。
大枚が飛んで行くのですね。


「旅なら楽しそうで良いじゃない?
うらやましいな」と
思う人がいたら、
ちょっとワタクシの心中を察して欲しい。

パワハラさえ受けなければ、
療養なんてしないで済んだのだ。。。。。。
台湾に行く金で、
豪華な食事も出来るはずだ。。。。。

袋麺を茹でながら、
「臥薪嘗胆」という言葉を噛み締めるのでありました。




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by leea_blog | 2014-06-15 23:10 | Comments(0)

台湾を十倍面白くする、高砂族の事。奇跡続出の「高砂族に捧げる」

台湾に行って、台湾の事をもっと知りたくなりました、
あるいは、台湾に行く予定で、日本人を魅了した原住民の話を聞いたんだけど、
ちょっと気になります、という方々。

あるいは、映画「セデック・バレ」を観て、高砂族に関心持ったけど、
いきなり霧社事件の本を読むより、一般的なおすすめ本有る?というかた。

あるいは、第二次世界大戦時の「高砂義勇隊」についてうろ覚えなんだけど、
何か本有る?というかた。


知らなくても安心、
ぐいぐい読めます、
知っている人も満足、な一冊が、
「高砂族に捧げる」(鈴木明著)です。

絶版ですが、メジャーな本なので、
ネットで簡単に手に入ります。

で。

高砂族に全く詳しくない著者が、
気になって調べて行き、
「なんとなく気になったんですけど。。。。。」から、
「高砂族、好きです」になり、
「愛してしまいました」になってゆく、
ラブレターのような本です。


著者が詳しくない状態から始まっているので、
読者も一緒にどきどきワクワク出来ます。


ともかく膨大な資料を読み解いており、
なおかつ、著者の視点は偏りが無く、
公平で、安心して読めます。

過去の出版物の誤りもしていきますので、
まずはこれを読むと良いでしょう。

著者の鈴木明はプロのライターなので、
引き込まれまくりです。


いや、アマチュアの、文章的には上手くはないかも知れないけれど
味のある文章も、実は大好きなんですけどね。

ちょっと、冒頭に近い部分を引用してみましょうか。


「『高砂族は勇敢だった』
和知将軍は夢見るような目つきで、当時を回想しながらいった。
『彼等は日本に強制されて行ったのではないのですよ。自分で進んで志願したのです。
だから、私は彼等を信頼していました。当番兵には、必ず高砂族の兵隊を使いました』
和知参謀の語ってくれたエピソードに、こんなものがある。高砂義勇隊が結成され、彼等が高雄港から南方に旅立つ時、一人の『蕃刀』をかついだ青年が、送られて来た母に何かをいわれてうなずいていた。総督府の役人の一人が『母は何をいっていたのか?』と訊ねると、彼は胸をはって、
『母には、再び生きて母の顔を見られると思うな、といわれました」
といったという。彼等の勇猛果敢さ、素晴らしい規律、素朴な純情は『二十世紀の奇蹟ではないか』と、僕に語った元日本兵もいる。その数は決して一人や二人ではなかった。しかし、何時何処で、どのようにして「高砂義勇隊」が誕生し、何人が戦場に赴き、そして何人が帰還したかは、誰も答えることはできなかった。
ー本当に、そんなことがあり得ただろうか?ー
まともな日本史を読んだ者なら、誰しもがそう思うであろう。」


上手いよね、書き方。

夢見るような目つきで回想したんだって。。。。。

まともな日本史を読んでいる皆さん、
確かに、「記憶の美化」じゃないか?と思うよね。




更に著者の興奮振りや奇跡振りを引用しよう。


「僕を三月十三日に立ち上がらせた直接のきっかけは、もう一つある。それはある台湾人の家で、偶然その本箱の片すみに『高砂義勇隊』という題名のボロボロの本が一冊、ポツンと転がっているのを発見したからである。
 僕は瞬間、文字通り息をのんだ。それほど、この本の存在は意外であり、突然だった。僕はそれまで、たしかに「戦史叢書」などで「高砂義勇隊」に関する数行の記述をみたことはあるが、それが一冊の本にまとめられているなどという想像をしたことは、一度も無かった。そして、その本の奥付を見て、意外さは興奮に変わった」



実に奇跡の遭遇なのです。
台北で出版された本で、日本の国会図書館にも無いんですよ。

凄さを分かってもらう為に更に引用。


「この杉崎英信著『高砂義勇隊』が何部刷られたかは不明だが、おそらく数千部を越えることはなかったであろう。その一部が、仮に内地に送られることはあったとしてもーその可能性は極めて少ないがー、それが戦災をくぐり抜け、捨てられもせずに今日まで残された可能性はほとんどゼロに近い。」



もう、ね、凄過ぎて、「演出じゃないか?」と思っちゃうくらい。


本当は、スタッフが事前に入手しておいて、知人の台湾人の了解を得て、
こっそり本棚に忍ばせておいたんじゃないか?????



ちなみに、著者が連絡を取ってみた所、
この本の著者は亡くなっていたが未亡人が言うには、
戦後台湾から引き上げの際、
自分が書いた本ですら一冊も持ちかえる余裕は無かったとのこと。

奇跡だな。


しかも、
「戦後の国府が統治する台湾で、旧敵国である日本軍の、それも高砂族の活躍を描いた本などを持ち続けたということが、どれほど「希有」のことであったかを、今ここで簡単に説明するのは難しい。まして、この本の存在を全く知らなかった僕の目にこれが止まるというのは、どう考えても幾重にも重なった偶然としかいいようがなかった」



まったく、凄過ぎて重ね重ね「演出ではないか?」と思っちゃうよ。



作者は口にしないけど、行間から「奇跡だ奇跡だ!」と
叫んでいるのが聞こえてくるようだ。



うん、詩集を自費出版している身としては、
正直、自費出版にどういう意味があるのか分からない。

ともかく金と手間が掛かりすぎる。

が、こうして、自分の死後、
遠いどこかで誰かを興奮させうるとしたら、意義のあることだ。

まさに、書物は時と場所を越えるのだ。

私の本の場合は、単に文学作品だから、
見知らぬ誰かが探してくれる可能性も薄そうだが、
私の本を持っている方、どうぞお願いだから、
捨てないで古本屋に売って欲しい。


この著者は、様々な奇跡の出会いをしており、


「今、僕の前には「タイヤル語典」と題された一冊の本がある。何回目かの高砂族取材の途中、台北の、文字通りゴミにうずもれた古本屋のなかで、ふと見つけた一冊である」


と、ゴミに埋もれた中から自費出版本まで入手しているのである。

学者でもなく役職にもなかった日本の巡査が、
仕事の傍らこつこつと研究し
台湾の小さな町の印刷所で印刷したものでした。

凄い。

ともかく、奇跡的なことがてんこもりです。




著者は、膨大な文献に当たるとともに、
テープレコーダーを携えて、
台湾に高砂族をたずねて歩く。


それも、実に当ての無い旅で、どきどきはらはらなんですよ。
バスに乗って行こうとしたら、バスも通っていなかったり。


で、著者のドキドキハラハラ加減が、実に巧みに描かれているんですね。
読者も一緒に息をつめちゃう。

なにそれ、本当に????
本当はスタッフがあらかじめ手配しておいたんじゃないの?
セリフも台本渡しておいたんじゃないの?????
的な出会いが実に沢山。




まず、地図が、今の村の名前と昔の記録と異なっているので、
入念に推測しながら調査する。

魏志倭人伝を読み解いて、
邪馬台国の場所を探り当てようとする学者と同じ情熱。



前に紹介した、
過激な発言頻出の高砂義勇隊に
素人さんがインタビューして回る本、
こちらも凄く面白いのですが、ようやくモノが手に入りました。
前に引用した時は、他の人に先に買われてしまうことをおそれて
出典を明らかに出来ませんでしたが、今は出来ます。

「旧植民地の落し子 台湾高砂義勇兵は今」石橋孝著
という本です。



「高砂族に捧げる」も、
興奮に次ぐ興奮、そして悲しい話もてんこもり、
何より著者の愛があふれていて、圧倒されます。

謎を追ってゆく一人の日本人。。。。。




引用したい部分は実に多数です。

が、紙面も限られているので(何処が紙面だよ)

最後に思わず笑った部分を、
一部だけ引用します。


著者が発掘した、
これは貴重なエピソード。



「大正九年、本多秀彦という人が埔里の分券遣隊長として赴任し、ふしぎな文章を残している。この文章は、当時の『矛盾』を生き生きと描いている点で、異色である。まず彼は湯池幸平という人が、タイヤル族の大討伐を行って、花蓮港に三十余名の頭目を一堂に集めたことから話をはじめている。

湯池氏は討伐隊員の士気激励のためもあって、壇上で得意の演説をし、頭目どもに十分自分の威勢を見せたあと、通訳を通じて頭目の感想を求めたそうである。その時、頭目の数人は感嘆しながら、こういったという。

『何という、坐りのいい首だろう』『あの首が欲しい・・・・・』」


ぷははははは!


誰がどう読んでも、「頭目の数人は感嘆しながらこういったという」のあとは、
演説に感心したのかと期待するじゃないですか!!!!

首かよっ。


知らない方の為に書いておくと、高砂族は首狩りが生活の一部でした。


湯池氏は、

「うわ〜ん、
高砂族の、ばか、ばかっ!
俺の得意の演説なんか聴いちゃいなくて、
お前らの頭の中は首ばっかかよっ!
もう来ないよっ!」と

泣きながら帰って行ったのではないか、と想像してしまう。


新任の先生が頑張って講義して
生徒に感想を求めたら、

「先生、胸大きいですね」
「尻大きいですね」と言われたくらいに

「うわ〜ん、お前らの頭そればっかりかよっ!」と
大声で泣き出しそうなシチュエーションではないか!



ちなみに、この本によると出草(首狩り)の犠牲者は深刻な数です。

明治三十二年は特に平地の被害が多く、

蛮人(高砂族)の出撃回数は三百二十五回、
台湾人および日本人の被害者は六百八十名。
米を運んでいた台湾人二十九人が殺された理由は、
隣りの種族との手打ちの儀式の為。

深刻過ぎて、ちゃかしたくなります。

この、ほとんど毎日出撃していた数、
テレビが当時有ったら
天気予報ばりに「今日の出草」というコーナーも出来そうです。


「みなさん、こんばんは。
今日の出草のお時間です。

今日は、珍しく蕃人の出草がありませんでした。
どうしたんでしょうね。

蕃人のみなさん、祭日かな?
それともお酒飲みすぎて二日酔いだった?

今日は休みだった為、
明日明後日は激しい出草が予想されますので、

平地の皆さんは
紫外線対策に気をつけましょう」

とか。。。。。




ともかく手軽で面白い一冊ですよ!
ぐいぐい読めます。

本当です。











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by leea_blog | 2014-06-14 21:18 | Comments(0)

台湾を十倍面白くする、高砂族の首狩りの事

6月17日から三週間、台湾に行って来ます。

医者も推奨。
新橋14クリニックの伊勢先生いわく、
「行く前はなんだかんだ言っていても、
いつも帰ってくると前より元気になっているし」。

後ろ向きな私は、
「でも、先生、梅雨時ですよ。
傘が役に立たないほど降るらしいですよ」と、
まだぐちぐち。

先生曰く
「夏に沖縄行ったり、冬にスキーに行ったりするのと同じで、
あらかじめ分かっていて行くのだから
かえって覚悟が出来るというものです」

なるほど。
夏に沖縄、冬に北海道に行くのと同じと思えば、
梅雨時の台湾に梅雨時に日本から行くのも、
大して苦にならないどころか、
気持ちが定まるという訳か。

心が楽になったぞ。


そして!

台湾行きをあとわずかに控えた私は、
観光情報を収集するべき時間を、
なんと読書に費やしているのであります。

読む本は、観光とはほど遠い、台湾の精神論とか、
高砂族の話とか。。。。。

観光情報、どうするんだよ。。。。。。。


いやいや、今回は、引きこもりを少しでも改善させる為のものだから、
観光は出来たらラッキーくらいに考えれば良いのでは?

ええ〜、金かけて台湾行くのに、そんな気持ちで良いの?

いいの。ハードルが高いと、苦痛になってくるから、
ハードルは低くするの。

で。宿泊施設の地図の確認もおろそかに、
読みふけっていたのが
「霧社緋桜の狂い咲き 虐殺事件生き残りの証言」ピホワリス(高永清)著。

映画、セデック・バレで一躍有名になった、
霧社事件の生き残りの、山地人のお話です!

うわー、面白いです。

著者が日本語で書いた手記をそのままに出版した、貴重な一冊。

不完全ながら立派な日本語で記される手記は、
民家のいろり端で古老の話す炉辺話のように
生々しくて引き込まれます!

子供の頃、寝る前に父にせがんだお話のよう。
頁を手繰る手が進みます!
勿論、悲しい事件なんですけど。。。。。
とっても貴重なものに触れているような心地がします。


昔から台湾に住んでいた山地人は、
漢民族に山地に追いやられ、
時々遊撃して漢民族の首を切って不満を晴らし、
いつの間にか首切りは神聖化されたとのこと。

お祭りのお供え物にも頭を供えるようになり、
首取唄や首取踊りも出来たそうです。
誰かが首を取って帰ってくると、
一晩中首を真ん中にして、
男女酒宴を開いて踊り狂って一夜を明かすそうです。

そして、仮に二人の青年が一人の美人に惚れて、
その美人もどちらにするか決めかねている時に、
二人の男は首を取りに行くのだそうです。
先に取った方が勝ちで、同時なら多数が勝ちとの事。

つまり、よそ者は、何も悪い事をしていなくても、
道を歩いていて
いきなり首を狩られちゃうかも知れないという理解で
よろしいのでせうか。



うーん、確かに興味深いけど、
台湾行きを目前に控えて、
実務と関係無さそうな知識で感心するより、
バスの路線とか調べたり、
美味しい店を調べたりする方が良くないか????と、
少し思うのですが、

やはり地元の人の考え方を知るのって、
凄く面白いですよね。

霧社緋桜の狂い咲きは、
興味深い話が興味深い語り口で展開されていて、
素晴らしい事この上なくて、
本当なら逐一ご紹介したいくらいです。

ちなみに絶版です。
古書店でどうぞ。

そして、これから読む本は、
「高砂族にげる」(鈴木明)。
これも絶版ですが
メジャーな出版社から出ているので、
ネットで簡単に手に入ります。

これは読まなくちゃね。

いや〜、ガイドブック読めよ、私〜。。。。

いや、観光系だって読んだんですよ。


情報が古いけど、
「満里奈の旅ぶくれーたわわ台湾ー」渡辺満里奈著。

最初のうちは、一行の、旺盛な食欲、
旺盛な茶を求む精神を楽しんでいたものの、、、、、、
何か物足りないな、、、、、


そう。台湾中部の埔里に向かう途中。

「途中、大きな九族文化村の看板が目に入った。九つの先住民族の住居が再現され、
民族衣装を身に纏った先住民の文化に触れるという観光所。観光地には目もくれず、
ただ淡々と私たちを乗せたバスは行く」

えええ〜、確かにただの観光地かもしれないけれどさ、
九族文化村がどういうところか分かっていて、
スルーしちゃうの????
わざわざ台北からツアーも出ているんだよ?
 わざわざ行けとは言わないけれど、
通りかかって立ち寄れない事に、
なんの気持ちも起こらないの????

この、台湾を愛しリピートしながら
食とお茶しか頭にない著者に、
ひゅるるるるる〜、と引いちゃいました。


食べる事しか頭に無いのかよっ!
この一行のメンバーではなくて、本当に良かった。。。。。。

私だったら、ちょっと口をきくのも嫌になってしまうだろう。

文化にも目を向ければ、飯は十倍旨くなるのに。。。。。


そう、物足りなさは、この、
旅への志向の、決定的な違いであった。。。。。












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by leea_blog | 2014-06-12 17:18 | Comments(0)

緊迫台湾!金門島の闘い・日本軍人、根本博の事


台湾の、台南にある、日本軍人が神として祀られている廟、
飛虎将軍廟に参拝して来ようと思います。

そして、高雄郊外にある、紅毛港保安堂という廟に、
日本軍艦が神として祀られているというので、
できればそこも、お参りして来たいと思います。

で。台湾と日本人の関わりを調べていると。

中国大陸から二キロしか離れていない金門島という島で、
押し寄せる共産党軍と、国民党軍が激しい戦闘を行った島なのですが、
その戦闘で日本軍人の根本博というお方が作戦を立て指揮を執って
大勝利に導いた、との事です。

「この命、義に捧ぐ」(門田隆将著)という本を買いました。

第二次世界大戦後、日本が去って、
代わりにやって来た国民党が支配する台湾。

国民党は大陸での共産党との闘いに敗れて、
台湾に退却して来たのですね。

その時、移動させた宝物類が、
台北の故宮博物館に収められているのは、
皆さんご存知と思います。

このまま共産党軍に攻め込まれるのか?
勝ち目は無いぞ、台湾危うし!
という、危機的状況の中。。。。。

いや、もっと詳しく言うと、
国民党は戦後に台湾にやって来た在台中国人であり、
元々台湾に住んでいた台湾人は、
国民党に大量虐殺されており、
別の危機的状況には在ったのですが、


この本では「それは取り敢えず置いておいて」とばかりに、
国民党軍が破れれば台湾滅亡、
どうするどうなる、と緊迫の展開をします。

そこに現れたのが、日本人、
旧日本軍の陸軍中将、根本博!

大変スリリングで、手に汗握る展開です。

そして、著者、門田隆将氏の、
埋もれた歴史を探してゆく粘り強い闘いも、
大変手に汗を握ります。

正直、大変面白いし、大変おすすめです。
生きるとは何か、とか、自然に考えさせてくれます。


根本は終戦後、苦労して中国から邦人住民と軍隊を無事引き上げさせた、名将。

しかし、日本に引き上げた後は食べ物に苦労するほど貧しく。
入ってくる報は、国民党軍の蒋介石が、毛沢東の共産党軍に
敗退に次ぐ敗退を重ねる報。

蒋介石に恩を返したい、と、
趣味で集めた骨董類を売り払って台湾行きの資金を貯めようとするのですが、金にならず。

そこに現れたのが、謎の台湾人、李しょう(金偏に生)源。

台湾総督、明石元二郎の息子、明石元長の必死の奮闘の結果、
根本たちはおんぼろ漁船で台湾に密航するのです!

明石元長は、この時の苦労が元で過労死してしまいます。

いや〜、元長さん、過労死している場合じゃないですよ。
お父さんの愛した台湾人民は、国民党軍に大虐殺されてますよ。
中国共産党に破れるのも困るけど、
元々の台湾人を弾圧しまくりの政府も何とかしないと。


いやはや、立派な人は、体と心も強くてなんぼである。

打たれ弱い幻想詩人の私など、

生きていても死んでいても世の中に影響は無いが、
影響ある人は、簡単に死ぬようではダメである。

で、釣り竿一本で密航船に乗って台湾を勝利に導いた根本博も凄いけど、
明石元長の困窮振りも凄い!

仮にもお父さんが台湾総督を勤めたのに、
根本を台湾に密航させる為に奔走していた時のメモに、
「金一文もなし」と有ったりする!

一文も無しか!


大変な時代だったのだなぁ。。。。。
というか、金はある所には有ったはずだが、
金に汚くない人たちは、大変な目に遭っていたのだなぁ。


おんぼろ密航船の困窮振りも凄いぞ。
船に穴が空いたのに、修理の釘と金槌も無い。

食料も途中で尽きる!

台湾を救う為の軍人を載せた船が、凄い有り様なのであります。


苦労して台湾の基隆にたどり着いたと思ったら、
密航者として牢屋にぶち込まれてしまう!

さあさあ、どうなる台湾!


本当に、手に汗握る詳細は、ネットで調べても良いですが、
本を読むのが大いにおすすめです。

角川文庫、680円。


実に手に汗握る良いノンフィクションですが、

ワタクシ的には、国民党嫌いの台湾生まれの台湾人、
李しょう源がとっても印象に残っています。

国民党将軍の密使というふれこみで、
明石元二郎の息子に接触したり、
日本国内で奔走したり、と、実に行動的で、
台湾への愛にあふれ、
根本博を密航させて金門島の闘いを勝利に導き、
台湾を救ったのは、彼なんですが、

実は密使でも何でもなかった為に、
台湾にたどり着いた一行は
牢屋にぶち込まれてしまうわけです。

日本国内であれほど活躍したのに、
台湾での根回しが一切出来てなかった!
そんなん、あり?????

根本博らの心理は、日本人として凄く分かるのですが、
李さんの心理が、台湾モードすぎて分からない。


勤勉なのにどこかアバウトな台湾人、という、
私の台湾一般人のイメージ通りといいますか。。。

詰めが甘すぎるというか、
ここでそれは無いだろ、というか。。。。。

殴られたようなカルチャーショックがあるんですね。
で、何だか愛すべき。

国民党に財産も没収されたり、拷問に遭ったり、
本当に苦労をしている立派な人だと思うのですが、

国民党支配下の台湾で、選挙に無所属で出馬し続け、
落選し続け、
とうとう家族が、出馬させないために
李さんの知らないうちに
住民票を台北から台中に移動させて、
李さんはむちゃくちゃ怒ったり。

著者も、本来は
「挫けない心を持った立派な台湾人」と書くべき所、

さすがに
「台湾が命の本省人、李しょう源の一生は、
どこか憎めないものがある」と、
そのお茶目っぷりに驚いた書き方をしていたり。

うん、こういう人が家族だったら、
大変だろうけれど、
実に愛すべきなんですね。。。。。



ちなみに、現代史家、秦郁彦氏の解説によれば、
密航した根本以外に
蒋介石から正式な申し込みが密かにあって、
密かに旧日本軍人延べ八十人が台湾に渡り、
二十年に渡って
軍事訓練をしていたのですと。
それを、白団とよぶのだそうですと。

知りませんでした。
というか、秘密だったそうです。


台湾と日本に、そんなドラマが!

マンゴー美味しい、とか、台湾茶が最高、とか
喜べるのも、先人の密かな命がけの闘いのおかげです。

ちなみに、
ネットの動画に、
「ザ・ノンフィクション 台湾に消えた父の秘密」という貴重な動画があります。

http://www.dailymotion.com/video/xtqrht_ザ-ノンフィクション-台湾に消えた父の秘密_shortfilms

(拙サイトはセキュリティーのため、直接リンクが貼れません。URLをコピーして貼付けて飛んで下されたし)

あ、これ、以前観たぞ。
でも、この本を読む前だったから、重大さがあまり分かっていなかったんだよね。

本を読んでから観ると、感動ひとしおです。

60年後にようやく正史で認められた、真実!

遺族に歩み寄る馬英九台湾総統に、感動です。
じ、実話だったんだな。。。。。










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by leea_blog | 2014-06-09 22:42 | Comments(0)

ナイフ愛好家の言い分・刃物試したかった勝又容疑者。。。。。


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勝又容疑者「刃物試したかった」 栃木小1女児殺害事件

朝日新聞デジタル 6月8日(日)5時50分配信

 栃木県今市市(現日光市)の小1女児殺害事件で、無職勝又拓哉容疑者(32)=殺人容疑で逮捕=が栃木、茨城両県警の合同捜査本部の調べに対して、「持っていた刃物を試したくて刺した」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。

 被害女児(当時7)の遺体には胸部を中心に十数カ所の刺し傷があり、捜査本部は動機などについて慎重に裏付けを進めている。

 捜査関係者によると、勝又容疑者は捜査本部の調べに、「幼い女の子に興味があって女児を連れ去ったが、泣き続けたため、車を止めて刃物を使って殺害した」と説明。さらに「当時、刃物をたくさん持っていたので、試しに使ってみたかった」とも供述したという。凶器の刃物は見つかっていない。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140608-00000005-asahi-soci

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うわ〜、としか言いようが無い。


実は、私も、刃物が好きである。


カスタムナイフショーなどで、

高価なカスタムナイフを二本買ったりしているし。。。。


うん、金が掛かりすぎるのでコレクターは撤退したが、

正直、


勝又容疑者がコレクションしていたという、

サバイバルナイフや、ククリナイフ。


骨董市で売れ残ったのを、自分用にコレクションしていたのだという。


ククリナイフの画像を検索して、

「ほ、欲しい!!!!!!」と叫んだ。

ああ、欲しいよう、欲しいよう。。。。


勝又容疑者が骨董市でククリナイフを売っているのに遭遇していたら、

間違いなく買っていたであろう!


ナイフ類を集めて、骨董市で売って、売れ残ったものをコレクションする分には、

罪の無い趣味であります。


衝撃的なのは、

「当時、刃物をたくさん持っていたので、試しに使ってみたかった」とも供述したという


この部分でありましょう。


持っている事と使ってみたい事の間には、

ものすごーく開きが有ります!


持っている人への偏見を助長するのではないかとおそれます。



果物剥いたり、チーズを切ったり、木工したり、

タキギを取ったり、、、、、、


普通の人に取って、使うとは、この程度。

で、切れ味を確認して、にんまりするのです。



人間に使ったら、痛いでしょ、血が出るでしょ。

犯罪でしょ??????



狂っています。

コレクターの風上にも置けません。


人間に使わなくても、威力のほどは鉛筆削れば分かる事だし!

せいぜい魚をさばいてにんまり、です。


繰り返しますが、普通のコレクターは、

人間で試したくはなりません。


だって、刃物ですから。

死ぬの分かってますから。。。。。。。。


しかも、自分より非力な女子供相手って、、、、、、。




e0016517_19304268.jpg


気分直しに、台湾で買ったキーホルダーの写真を貼ります。

原住民の高砂族が使っていた、刀、「蕃刀」です。
山地での生活に必需であり、
武勇の証でもある、蕃刀」。

かっこいいでしょう?

ちなみに、この模型は、鉛筆などが削れます。

一個300元を、250元にまけてくれました。

蕃刀の威力のほどは、
台湾映画「セデック・バレ」で、
がんがん敵の首を狩っちゃうシーンでもおなじみです。

こういうミニチュアを嬉しそうに
「えへへへへ」とニコニコしながら
見つめているのが、
正しい、罪の無い、ナイフマニアです。


そういう、罪の無いマニアを恐怖のどん底に落した、
勝又容疑者、ますます許すまじ。。。。。


















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by leea_blog | 2014-06-08 19:42 | Comments(0)