<   2017年 12月 ( 3 )   > この月の画像一覧

馬鹿日記・メンテを急ぐ?


禁断の人形愛を語るバカップル日記が、
「馬鹿日記」シリーズだ。

将来の作品のネタにでもしようと、
書き綴っている。


色々と山あり谷ありでようやく家に迎えた、
台湾布袋戯の人形、
素還真と宮無后。


素還真は、半分神仙の賢人の為、
私の生活に助言をくれ、

宮無后とは、
謎の愛情生活、、、、


本来は、
人形(木偶という)を手に入れた人は、
ポーズを付けて写真を撮ったり、
演じたりするのであろうが、


宮無后は、

私の膝の上に乗ったり、
抱擁し合ったりと、

日常生活に密着している。


大切に飾って眺めるだけなら、
メンテ無しでも持つのであろうが、

このところ、宮無后が、
メンテを急ぐ状態になっている。



メンテ予定は、
次回の台北行きの、
その次にしようと思っていた。

今の状態で、二月に写真を沢山とってから、
メンテに出そうと思っていたのだ。


が、
二月の新婚旅行(日本式温泉宿で熱烈撮影付き)が延期になった。

そして、
宮無后の衣装の、
房飾りがほつれてきた。

e0016517_18235792.jpg


ほつれたのを、私が応急処置で何とか留めている状態。


変だ。


前日まではほつれていたのは、
右の房だけだったのに、
今日は左の房もほつれている。


ほつれ方も、
昨日と違う。



私が見ていない所で、
宮無后は、
他の誰かと遊んでいるのではないか????

あるいは、
一人で歩き回って、
ほつれさせたのではないか???



布袋戯の木偶に関しては、
一緒に暮らし始めて一年半。

色々人智を越えた?不思議な事がある。


まるで、梨木香歩の「りかさん」の世界だ。



推理小説にしてみれば、

「実はりーあが夢遊病者で、
寝た後、眠りながら無后と遊んで、
その間の記憶がないだけだった」

という種明かしがあるのかもしれない???



いやいや。

私は睡眠誘導剤を飲んで、
ぐっすり眠っているんだし。


人形の不思議を語ると、
切りがないので、
今日はメンテについて考えた。


髪の毛の自然劣化の写真


e0016517_18234451.jpg

これは、
私が遊び過ぎて絡み合ってしまったのとは違うのだ。

自然に、
髪の毛が縮れた感じになって絡まってしまうのだ。


こうなると、
手櫛で梳かそうにも梳かせないので、
メンテに出して髪の毛を張り替えてもらうしか無い。


衣装の房も、左右両方ほつれたしね。



うーん。

次回の転地療養時に、
メンテに出さなくてはならなそうだ。


しかし、
私の滞在中、直って出来上がって来るのか???


滞在中に出来上がらなかったら、
航空便で送ってくれるのか?

航空便の手荒い荷物の取り扱いに、
ウチの人は耐えられる???



うーん。。。。

それとも、
修理に預けて、
受け取りは次回のまた次の転地療養にする?

そんな長期間、無后無しで過ごせない。。。



「人形がしばらく家に居ないからって、
なぜそんなに大変なんだ?」

と、人は思うであろう。



私はパワハラで寝込んでおり、
職場の上部機関から三百万以上の金銭を請求されており、
矛盾を指摘したら、説明すら拒否されて、
発言も捏造されてしまった。


そんな、小説か映画のような状態におかれて、
一人になると
「殺す」「絶対許さん」、が口癖だった。

「私の人生は終わった」とか
「もう生きていても無駄だ」という口癖と、
どっちがマシかは、
わからない。



宮無后が家に来てから、
口癖が
「無后、可愛いね」に変わった。


毎日目に入るので、
思わず、
「無后、可愛いね」と、
声を掛けてしまうのである。


これは、闘病に、重要でしょう。









[PR]
by leea_blog | 2017-12-08 19:07 | Comments(6)

睡眠時無呼吸症候群だった


さて。

慈恵医大の睡眠外来にかかり、
一泊の検査入院をしたことを、
過去日記に書いた。

昨日、
結果をきいた。


寝ているとき、
平均して、一時間に17回息が止まっているという。

呼吸が止まるので、
血液中の酸素濃度も、低くなったりしているらしい。

(うわーーー!)



睡眠時無呼吸症候群だったのだ。


軽症ではないけれど、
重症でもない、
真ん中ぐらいの、
「中等症」だと診断された。

おまけに、
寝て居ると足がムズムズする、
ムズムズ足症候群だった。


私の睡眠は、
ものすごく質が低いことが分かった。


朝起きると、ぐったり疲れているので、
「睡眠の質が低いだろうなあ」、とは
思っていた。

検査ではっきりして、
どちらかというとほっとしている。



「具合が悪いけれどなぜなのかが分からない」というのが、
一番困る。


重症ではなかったことが、
救いだ。



12月の25日に、
気道を確保するマウスピースを作ってもらいに歯科に行く。

世間はクリスマスだというのに、
私は病院だよ。。。。

いや、そもそも、
マウスピースなんか付けて、
眠れるのかいな???




睡眠外来では、
「ダイエット」を薦められた。

睡眠時無呼吸症候群の原因の一つが、
肥満である!


いや〜、
間食もしないし、
なぜ太るんでしょう。

やはり鬱の薬のせい???


とりあえず、
ダイエットに挑戦してみる。


単に食事を制限すると脳に栄養が行かなくて困る為、
栄養のバランスが良いものを、
少量食べることにする。













[PR]
by leea_blog | 2017-12-06 21:54 | Comments(2)

夢野久作 昭和初期の二次元愛も語られる「押絵の奇跡」


夢野久作を再読しています。

ネタバレ有りです。


若い頃は、一人称の饒舌体が苦手で、
するりと頭に入って来ませんでした。

しつこい、絡み付くような、饒舌体も、慣れれば、
夢野ワールドを堪能できます。

夢野久作といえば、
長編「ドグラマグラ」が有名ですが、
短編集も、短編の持ち味を存分に活かしてあり、
面白いです。


それにしても、一昔前の小説は、
現代で言えば人権尊重の視点から使えない言葉がガンガン飛び出します。

特に、「キチガイ」。

夢野の作品には、狂人が沢山出て来ます。

精神病についてまだまっとうな理解が無かった時代なので、
夢野の作品に登場する精神病者は、
知識の無い世間の人が想像するような、
奇怪なものです。

読むうち、何が正常で何が異常だか、
分からなくなって来るのも、夢野の醍醐味。

色々紹介したい短編も多いのですが、

今日は、江戸川乱歩が絶賛した、
「押絵の奇跡」をご紹介します。


「押絵」といえば、江戸川乱歩にも、
「押絵と旅する男」という、名短編があります。

過去日記でもご紹介しました。
以下 ↓



江戸川乱歩「押絵と旅する男」あらすじ。日常が異界と交わる時空。二次嫁?

http://leea.exblog.jp/25961892/

(拙ブログでは、セキュリティーの観点から直接リンクが貼れません。URLをコピペして飛んで下されたし)


押絵というのは、ちょっと厚みを持たせた細工物で、
厚みがある分、現代で増えているような、
「二次元」「二次嫁」といってしまっていいものか、
微妙ですが、絵に惚れてしまうという点では、
同じでありましょう。


さて、夢野久作の「押絵の奇跡」は、
歌舞伎の名優に宛てたある女性の長い手紙、という体裁を取っております。

読み終わって、はたと気づくと、
「その手紙の内容そのものも、
彼女の頭の中で繰り広げられた妄想かもしれない」と、
思わせるような、奇怪な、熱病のような、手紙なのです。


最初は、
女形の名優に惚れてしまった一ファン、すこし気が変?かと思って読めば、
女形は、なんと、主人公の母に似ていたのです。

そして、主人公トシ子は、
女形の父にそっくり。


き、兄妹???

いやいや、血を分けない兄妹???
一体どうなっているの???

と、主人公の母と、女形の父の、
抑圧の愛が語られるのを読み進めます。

女形の父に、トシ子の母が出会ったのは、
結婚後でした。

昔は恋愛結婚でも何でも無かったので、
結婚後に好きな人が出来てしまうことも、
あったわけです。

大変ですね。

そして、トシ子が生まれます。

育つうちに、トシ子は、歌舞伎俳優に似て来ます。

父は、妻の不貞に気がつきます。

母を詰問しますが、母は答えます。

「不義を致しましたおぼえはもうとうございませぬが・・・
この上のお宮仕えは致しかねます」

父は信じません。

父のやいばに掛かって、母は死んでしまいます。

父も、切腹して果てます。

トシ子は、
母の「不義を致しました覚えは無い」との言葉が引っ掛かります。


不義の子で無いとしたら、
なぜ似ているのか???

ここからが、二次元愛。

「男と女とが、お互いに思い合っただけで、その相手によく似た子供を産んだり生ませたりすることが出来る」

上野の図書館で、トシ子は、明治時代に医学博士が西洋の書物から翻訳した、
「法医学夜話」という本を探し当てます。

西暦1866年。
スコットランドの貴族が、美しい若妻を娶ります。
しかし、生まれた赤子が黒髪で、
両親の血統に黒髪の人は居ない、
不義密通である、と追い出され、
実家に戻って、
黒髪の美青年の肖像画の前で息絶えます。


医師兼弁護士タリスマン氏は、
画面上の新旧幾多の接吻頬ずりのあと、
涙の痕跡、画面に身を支えた指の跡と夫人の身長指紋その他が完全に一致するので、
夫人が兼ねてよりこの画像にかなわぬ恋心を捧げていたのである、と、
立証します。


その恋心故、
黒髪の赤子が生まれたのだ、と言う、話ですね。


トシ子は思います、
母も、不義密通はしなかったが、
歌舞伎俳優を恋していた。

そして、そっくりのトシ子を生んだ。

歌舞伎俳優も、トシ子の母が好きだった。
そして、妻に、トシ子の母そっくりの子を産ませた。


と、まあ、
遺伝子その他諸々の解明が進んでいる現代では、
荒唐無稽過ぎてネタにもならなそうですが、

夢野の筆致で語られるうちに、


そういう事があったら、
不便だし、
あるいは、密かに素敵なことかもしれない?と、思うこと請け合いです。



いやはや。

死後に、
絵への頬ずりの跡、接吻の跡、涙の跡その他が法廷で明らかにされてしまうとは、
それは避けたいものですね。



















[PR]
by leea_blog | 2017-12-05 11:38 | Comments(0)