湯治


しばらく湯治で留守になります。
   
           小栗判官 照手姫
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# by leea_blog | 2001-06-29 01:51 | お知らせ | Comments(0)

女人(にょにん)

ピエール・ルイスの作品は、
    女人の官能美を歌い上げて
       比類無く、
  女人とは実に深い生き物であると
          再確認できます。
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# by leea_blog | 2001-06-25 01:49 | Comments(0)

さらにピエール・ルイス




彼の後ろの方に島が一つあって、大きな花が垂れ下がっている大木に覆われている。そこを通ったときには目が見えなかったのだろうか、それとも振り返ったその瞬間に浮かび上がって、不思議にも見えるようになったのだろうか?  彼はそれを怪しもうとも思わない。ありえないことを自然な出来事として受け入れている.......。
 女が一人その島にいる。ただ一軒しかない家の戸口に立って、目を半分つむり、唇の高さまで伸びている巨大な水仙の上に顔を傾けている。つや消しの金のような色をした濃い髪をしている。もの憂げなうなじに重たげに載っている、大きく膨らんだ髪束から見れば、その髪がすばらしく長いことが窺われる。黒いトゥニカが女の体を包んでいて、さらに黒い着物をトゥニカの上にまとっている。そして女が瞼を落としてその香りを嗅いでいる水仙は、夜と同じ色である。喪に服しているときのこの服装の上で、デメトリオスの目に見えるのは、黒檀の柱に載っている黄金の壺のような髪だけである。彼にはそれがクリュシスだとわかる。




(ピェール・ルイス 「アフロディテ」より 沓掛良彦訳)
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# by leea_blog | 2001-06-24 01:48 | Comments(0)

訳比較 ピエェル・ルイス

ねもころに右手(めて)に肌着をおしひらき彼女(かれ)われにあたたかの甘やかの胸を示しぬ。
生(しょう)ある番(つが)いの雉鳩(きじばと)をば、
おおん女神へ献ぜんさまにさも似たり。



(ピエェル・ルイス「ビリチスの歌」より
           「ムナジディカの胸」
               三島由紀夫「果実」より)


ルビの視覚効果は失われますが、()内に読みを入れてみました。
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# by leea_blog | 2001-06-22 01:47 | Comments(0)

文字の海、たゆたう



ビリチスの凱歌でルビが表示されないのを確認しました。
  ちゃんとルビ入れたのに。。。。。


    ルビや改行、空間も作品ですので、ショックです。
  さっそく難題が登場です(笑)
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# by leea_blog | 2001-06-19 01:46 | Comments(0)

ピエール・ルイス

ビリチスの凱歌



 人々が行列をして、勝ち誇るを妾を搬んだ、この妾、一糸纏わぬビリチスを、夜の間に、薔薇の花弁を 数限りなく奴隷が敷いた 貝の形の輦にのせて。


 項の下に手を組んで、足に黄金の環を巻いて、身を横たえて、清らかな花に絡んだ 温かい髪の臥床に、柔らかく 躯を伸ばした。


 十二人、肩に翼をつけた子が 女神のように仕えたが、あるものは 陽傘をさしかけ、あるものは 香水を妾に振りかけ、あるものは 輦の先で香を焚いた。


 輦の周りの群衆の 熱にうかされたざわめきを 妾は聞いた。その時に、薫の 青い霧の中で、妾の全裸の肉体の上に 情慾の人の吐息が漂うた。


(ピエール・ルイス 「ビリチスの歌」より  鈴木信太郎訳)
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# by leea_blog | 2001-06-16 01:45 | Comments(0)