前回のあらすじ アジアのリゾートスパに行く体力も時間も無い。仕方ない、割高だが日本のスパに行ってこよう。 今回 そのようなわけで、マンダラスパに行ってきた。バリ発祥、南国リゾート地を中心に展開する、名門スパである。日本にも上陸し、汐留のホテル、ロイヤルパーク汐留タワーに入っている。 公式サイト ↓ http://www.rps-tower.co.jp/mandara/index.html 日本のマンダラスパは、海外のマンダラスパより良い、と評判だったので、一度行きたかったのだ。 ハイドロバス(サウナ付き)と、飲み物が自由に飲めるラウンジがある分、確かに海外のマンダラスパより、疲労回復度が高い。施術直前に来て、終わったらさっさと帰る、という物でもないのだ。精神的な疲労が強いTOKYOのOLのニーズに応えるかのように、「ゆったりした時間」を楽しめる。 ハイドロバスだけでも五千円する(!)のが難点。施術を受ける場合は、ハイドロバスとセットになっている。 首も肩も背中もガチガチで、鉄筋入りかと思うほど凝っていた。イランイランの香り立ちこめる施術室で、スパイス系の香りのオイルを使って、背中一面と首回りをほぐしてもらった。 吐き気と腹痛もひどく、目も痛かったのだが、目の奥の凝りも取れた。 精神的ストレス性の身体不調に、整体、マッサージは、薬物よりも即効性が有る。何の魔法だろうか、と思うほど、効いた。両足の長さが違う(骨盤が歪んでいる)のが、きれいに揃った。 お値段は張る。が、私の医療費はもっと掛かっているのだ。医療費は治っても元に戻るだけだ。金銭をどぶに捨てるようなもの。それに比べれば、スパ系は、ホリスティック。自然治癒力、免疫力を高めるので、前より全体的な事が底上げされるのだ。西洋医学よりも私の価値観には合っている。 汐留のマンダラスパは、お値段の敷き居が高い分、人口密度が低い。施術は、ラクーアや庭の湯等に入っている店とは技術にかなりの差がある。接客も、海外のマンダラスパに劣らない。ここは異国か?と思うほどだった。チップを渡さないでいいのかなぁ、と一瞬心配になった。 帰り道では、目の奥の凝りが取れたため、辺りの景色がくっきり見えた。頭痛と胃痛が消えたので、ファーストフードの食べ物すら美味しく感じた。 海外のスパの良い点は、細部まで本物らしい所だ。日本では、工夫したところで、ビルの一室の「アジアンリゾート風空間」でしかない。たとえば、日本情緒を出そうとして障子を使うとする。日本人にはそのメリットや必然性がわかっていて使う事が出来る。日本の空気まで表そうと思えば出来るのだ。空気の再現と必然性の熟知。これが本物らしいか「○○風」かの違いだろう。 本物のアジアンリゾートに恋い焦がれる身には、現実に帰らせる部分が目に入ってしまう。 ああ、この恋い焦がれる気持ちがエネルギーになるのだ。 病状が良くなれば、南国でスパ三昧も出来るではないか。がんばるぞ。 体調が整うと、考え方まで前向きになる。脳から、全身の自然治癒を促進する物質が出ているのではないだろうか。
by leea_blog
| 2009-06-04 21:29
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