人気ブログランキング | 話題のタグを見る

精霊フェチと「淫乱」のこと。

さて。

先週の、辰巳泰子氏の「へいけうたのあかり」、
二次会も、三次の女子会も触発される話題が盛り沢山であった。

それはそうと。
ワタクシは某氏に「りーあさんって、淫乱そう」と囁かれてしまったぞ。

ワタクシを知る人々は、
「ぷぁーっはっはっ!!!」と酒を吹き出し、机を叩いて笑い転げていることだろう。

「淫乱かぁ。そういう人生もあるんだろうなぁ」と、思わず遠い目。


---------------------------------------------------
へっへっへ、揺蘭の鳩宮桜城でござんす。

うぷぷ、淫乱て、いやぁ、もう、笑えますぜ。
りーあさんて、あの人が何で独身なのかご存知ですかぃ?
「あっち系」の人なんでさ。

それがもう、凄いんですわ。ちょっくら聞いておくんなせぃ。

「好みのタイプは?」なんて話振っちゃいけませんぜ。
「ガクトかなぁ」と答えるのは、まぁ、世間に気を使ってる方。
平重盛とか、護良親王とかもマシな方。
重盛も護良も人間族だし、日本人だし、聞かされる方もイメージ湧きやすいだろ?


もうね、話は紀元前に遡っちまうんでさ。
石器時代や青銅器時代は省略して、四大河文明も省略、
アポロン様つー神様がいてね、当時のりーあさんは、デルフォイの巫女つーて、勿論当時はそういう名前じゃなかったが、神様のお手付きだったわけだ。

あの頃の神様方はそりゃあもう大変なモノ。いろんな神様がいらしたが、アポロン様は厳格で、そのお手付きとなると、楽しい話ばかりじゃ無くってねぇ。

そこに現れたのがディオニュソス神。こちらは癒しと歓喜のもたらし手と来た。ディオニュソスもたいそう美形で、漂う香気は淫蕩すれすれ。彼が一瞥しただけで、どんな身持ちの固い家妻も、家事を捨てて信女たちの行列についていったもんですわ。

当時りーあさんがバッコス踊りを検分に行ったところ、評判以上の大層な騒ぎで。葡萄酒と舞踏で神人合一の境地となった信者たちが、方陣組んでタンバリン(に似た打楽器)を熱狂のリズムで打ち鳴らし、霊杖を高々と上げては地に打ち下ろし、一歩前に進んでは足を軽く地につけて上体をひねって拍子を取りながら二歩下がり、今度は五歩進む、といった感じで、踊りながら行進してる訳ですわ。二頭の豹を従えて信者達を煽動していたのが、この世の者とは思われぬ美しさのディオニュソスだったんだな。この世の者では無い者を飽きるほど見ていたりり山さん(当時別名)だったが、ディオニュソスと見つめあって、瞬時に陥落。

本人も周囲も、我に返って顔面蒼白。バレたらアポロン様に殺されてしまう。自分と相手が殺されるだけでなく、自分の縁者も故郷も、遠矢射るアポロン様に滅ぼされてしまう。

さぁどうするどうする。が、実は神様同士、話がついたらしく。ディオニュソスはデルフォイ神殿に、アポロン様と同居と言うか別居と言うか、交代で鎮座まします為にやって来る途中だったんですわ。
期せずして夏はアポロン様、冬はディオニュソス、亭主と間男にお仕えする身となったんでさ。

この時代、人間の男は、出る幕無し。

また、別の世ではクマリつーてね、シヴァ神の妃の、あまたある化身の一人、神妃の生まれ変わりの一人として、やっぱり人間の男は眼中に無し。

神々のお相手を、「禁欲生活」と思う人も居られるが、当時の神々は人間より余程、、、、おっと、詳細は自粛っすね。

時代は下って、異名アイアンメイデンつーてな、中世の拷問マシンの一人。そのふところに抱かれたがる男も無ければ女も無し。ルパン三世のエンディングが流れますぜ。「その手の中に〜ぃ〜、抱かれたものはぁ〜すべてぇ消え行く〜」ってな。

生まれた時代に関係なく、根っからの「精霊フェチ」でしてね。フェチってぇのは、どうしようもないもんですな。精霊関係(神々含む)以外には、欲望スイッチが入らねぇと来たもんだ。

淫乱と言えば、エルフ族とは散々寝ていて、今もつながりがあるんじゃなかったっけか。昨今はエルフと言やぁ「指輪物語」の、重盛系の聖人君子なエルフを想像するかも知れやせんが、「折れた魔剣」のエルフの方が実像に近くてね。

殺されなければ死なない連中ですから、百年に一回相手を変えただけでも、一生の内にはかなりの相手と関係するんで。仙郷に穴兄弟穴姉妹が沢山居るのは仕方ないですな。

そういうわけで、人間の男とは両思いになった話は、ここ百年程聞きませんなぁ。

うぉおい、りり山さん、最近ダーナの神々とはどうかね?
うまいことやってますかい?
平家の一門は、ダーナの神々を思い出させるんじゃないかね?

昔は精霊フェチも沢山居たもんだが、現代では、減ったねぇ!
はっはっはっ!。

------------------------------------------------------------------------
by leea_blog | 2010-03-29 00:47 | Comments(0)
<< 花冷えと白雪姫の悲惨・喜び 考え事モード >>