「貴様、それでも日本人かぁぁぁ!」 と、日本刀を振りかざして時代錯誤なセリフを叫びたくなるワタクシを案じて?、 知人が笑えるフラッシュを教えてくれた。 腹の底から笑った! フラッシュのセンスに。 そして、文学への強度な欲望が戻ってくるのであった。 以下。 ↓ http://www.youtube.com/watch?v=ZJ6ezmSfH3c&feature=player_embedded 「レインボーマン」という特撮ヒーロー物に出てくる悪役、死ね死ね団のテーマソングである。 過日、癲狂院に出かける前に、ガス抜きをする必要が有った。 倫理的に問題があるとされる用語を、医者の前で使ってしまいそうだったのだ。 たとえば、吉外。 たとえば、頃素。 いくらストレスで死にそうでも、上記のような言い回しは避けなければならない。 言葉狩りに異議を唱えたい人は別、である。 あぁ、言葉狩りには、ワタクシも異議はあるんですがね。 ワタクシの昔の作品には、問題あるとされる単語沢山入っているし、 その言葉を選択する必然性があるわけです。 深淵からたち昇ってくるのが詩なのですから。 話を元に戻すと。 カラオケ屋に入り、 ぶち殺せとか殺しまくれとか撃破せよとか殲滅だ、とか、 単刀直入な攻撃文句の入った歌をガス抜きに唄おうとしたのだ。 そこで見つけた「死ね死ね団のテーマ」。 「死ね死ね死ね死ね死ね死ね」と、 二行に渡って延々と「死ね」しか表示されない字幕を、 軽い驚きをもって眺めた。 その話をしたところ、知人がフラッシュを見つけて教えてくれたのだ。 しんどい現実を笑い飛ばそうと創意工夫する人たちには頭が下がる。 この歌が作られた時代と現代は、だいぶ違う。 そうしたささいな部分は置いておいて、 シンプルで直接的な、ひねりも無いかに見えてぐっと来るものが、 文字への熱愛を思い出させてくれたのだ。 ありがとう、死ね死ね団。
by leea_blog
| 2010-04-16 00:51
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