九月の夏休みは、台北に滞在した。 今回は、日本語が通じる同じマッサージ屋に三回出かけた。 一回目は、リンパマッサージ。 痛かった。 二回目は、足の角質取り。 角質取りに行ったら、「足マッサージもセットですれば安くするから」、と言われ、 足マッサージもやってもらった。 足の角質取りだが。 バンコクでやってもらった時は、時間が決まっていた。 が、台北の角質取りは、「一回いくら」の料金設定。 え? 「で、何分やってくれるの????」といった疑問符で臨んだのだが。 わかった。 バンコクでは、足湯して、日本でも売っている、やすりのようなものでこすって落とす。 時間が掛かるから、何分いくらになる。 台北のは違った。 足湯して、金属の刃物のようなもので、「剥く」感じだ。 時間が掛からない。だから「何分いくら」ではなく、「一回いくら」の料金設定なのだった。 ちなみに、取り残しも無く、つるつるになった! オススメである。 足湯している間に、サービスで肩と首をマッサージしてくれた。 施術師さんが「固い!」と驚いていた。 足マッサージしている間に、別の施術師さんが、 マッサージしていない方の足の角質を取ってくれる。 「肩が凄く固い。健康の為に、時間があるならマッサージをした方が良い」と強く薦められた。 時間はあるけどお金が無いよ、と言いかけた。 表情に出たのだろうか、 「日本でマッサージすると、30分3000円でしょう? 台北は安いでしょう?」と言われた。 ううむ、さすが日本語出来るだけあって、日本の事情もご存知だ。 「マッサージなら、昨日ここでリンパマッサージしたよ」というと、 「リンパマッサージは気分だけでしょう(リラックス目的と言いたいらしい)。 マッサージは、健康の為ですよ。」 そうなのか。健康の為か。 自分で肩や首を触っても、「鉄板入り」にしか思えないほど固い。 これじゃ、どんな高価な化粧水使っても駄目だろう。 三度目。 翌日、マッサージを頼みに行った。 昼間はガラ空きだが、夜は混んでいた。 ツボを心得た、上手な施術師に当たった! しかし、施術はたいそう痛かった。 「痛気持ちいい」ではない。 「痛いだけ」なのだった! 人生の中で、国の内外を問わず、マッサージでは、 「痛ければ言って下さいね」と言われてきた。 今回は大きく違った!!!!! 私が思わず「痛い」を連発すると、 日本語が上手な人を呼んできて、 「痛いマッサージは効きます。痛くないマッサージはあまり効果がありません。 どちらがいいですか?」ときくのだった。 えっ、そういうものなのか。 「痛い方でお願いします」と答えた。 それでも「痛い」と言ってしまうと、 施術師さんは「頑張って、頑張って」と励ます。 (「頑張って我慢して」という意味だろう) 90分の最後の方は、心の中で「早く終わって」と念じた。 大抵のマッサージは、気持ち良くて 「終わらないで」と思うものだが、 今回は人生史上初の、「早く終わって」だった。 「そんなマッサージ受けたく無いよ」って????? これがね! 店を出て帰り道、足取りが全然違うんです。 仕事がデスクワークなので、前屈みのまま腰回りが固定されてしまった、 不健康な姿勢だったのが、それが治っているではないか!!! しかも、姿勢が治ったので、ウエストのくびれが出来た。 同じく姿勢の歪みから来ていた、フェイスラインのたるみも大幅改善! こんなに即効性があるなんて。 皆様、美顔エステやっている場合じゃないですよ。 まずは姿勢を正しくしましょう。 姿勢の歪みは万病の元です。 施術師さんによって技術は全然違うが、 次回は指名して入り浸ろう。 ああ、名前を聞いておくのだった。 でもお顔おぼえてます、次回もどうぞよろしく。
by leea_blog
| 2012-10-24 22:27
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