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心中天界の花闇(しんじゅうてんかいのはなやみ)その2

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独演!俳句ライブ22 りーあ登場の場面・撮影Rさん


このたびの俳句ライブでは、

健全な素還真に、「天人のお話」をする構成です。

天人は、男でもない、女でもない。

人さらいは、だいぶ歳上の女性かもしれないし、

年齢不詳の男性かも知れません。


ライブが始まる前に、「今回は、拉致、監禁です」と言ったら、

俳優の神山てんがいさんが「社会的だね〜」と言いました。

てんがいさんは、時事ネタを盛り込んだ舞台をよく務めます。


が、私の拉致、監禁、情死は、

もっと昔の、神隠し、のような、

昭和では子供に
「人さらいにさらわれるとサーカスに売られちゃうよ」というような、

さらわれる側に、なにか、異界に焦がれるものがある、

そうしたお話です。


閉会後の二次会で、てんがいさんが、

「人さらいは、子供の頃、男の子的には、わくわくするものがあった」

と、重要なコメントをくれました。






天界に、孤独な天人がいて、

天人は、さらわれたい妄想をします。

さらわれたい天人のもとに、ついに人さらいがやってきます。

以下のような作品を読みました。

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「待っていた、でももう遅い」夢での約束。


「連れて行って。無理にさらって」。天の花。


「駄目、嫌」と、すがるをさらう、闇夜かな。


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西野りーあの好みの、練り込んだ句ではなく、


「こんなの作品か?」と思うような、平易さです。



天人は、待ってはいたけれど、


住み慣れた天界を離れるのが、


怖くも有ったのですね。


そして、以下の作品が続きます。


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縛り上げ 鞄に詰める 無垢の愛。


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後日に続きます








by leea_blog | 2015-11-04 17:31 | Comments(0)
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