陋屋日記・アナログ書物の価値など


クリニック受診のついでに、
新橋古本市に立ち寄って来た。

SL広場にテントを連ねる古本屋を、
会社員らしき人々が覗いて行く。

初日ではないため、やや空いている。

今日の収穫物。↓

e0016517_19302314.jpg

こんなに買って、重かった。。。

買った本を宅配してくれるサービスもあるが、
配送料で本が何冊も買えてしまう。
自力で持ち帰った。

「自宅のどこかに有るなあ」という本が、
何と、三分の一を占めている。

いい本は、「読書用」と、
「保管用」に、二冊持っていてもいい。

絶版だしね。

そうやって、買いまくるから、
ただでさえ富士の樹海ならぬ書物の樹海と化している拙宅は、
ますます樹海度を高めてゆくのだ。


書物は、一度買うと、
死ぬまで友でいてくれるし、
持ち主が死んだあとも残る。

まさに、生涯の友。

ちなみに、
私が小学生の頃親に買ってもらった本も、まだ持っている。

本は、再読する人にとっては、
コストパフォーマンスが良いとしか言いようが無い!


本日の収穫の中でも、
手に入れて嬉しいのが、以下の二冊だ。
e0016517_19304689.jpg

左は、大正時代の本の、復刻版だ。

布袋戯の木偶に魅入られてから、

「他の人にとって、
人形はどのような存在なのだろうか」、と
関心が湧き、
古本市では人形系の本をチェックしている。


右は、古本コレクター、ビブリオマニアの凄まじい世界がつづられている。

過去日記で、
「愛書狂」という、
稀覯本に狂った人々を描いたアンソロジーを紹介した。
人ごととは思えず、
嘆息しながら読んだ。
よくで来たアンソロジーである。
過去日記を検索されたし。


今日手に入れた、この本は、
タイトルも人の道から外れていて笑えるが、
帯もすごいです。

「買うも地獄、買わぬも地獄」。

はははは。
よく言い当てている。

海外のオークションにファックスで入札(今だったらネットで入札だろう)し、
飛行機で迎えに行くのだ。

資金と暇が存分に無いと、、、

いや、資金と暇があっても、
世の中にはもっと資金と暇がある人もいるのだ、
オークションで競り負けたら、
手に入らないのだ。

資金と暇が無い人がこの世界にはまったら?

女房子供を質に入れても、
資金を作り、
会社を辞めても暇を作るのだ。

地獄です。。。。。


私などは、

実家から引き上げた本のために、
寝るスペースしか確保出来ず、
本が石筍状態、という、
世間から見れば「狂った人」に入るであろうが、

私など、
軽症どころか、
「ごく普通」である。

初版にこだわらないし、
手書き写本には手が届かな過ぎて、
関心が起きない。

衣食住の中でどれを優先させるかと言うと、
書物優先、なだけだ。


まあ、私は、どうしても欲しい本が手に入らなかったら、
あるいは、この世に読みたい本が無かったら、
「自分で書いて挿絵も描く」、という、
自給自足の得意技が有る。


これは、幼少期から鍛えられたものである。

周囲に無かった。
親も貧しく、買ってもらえなかった。
沸き立つ創作意欲を、自作に注いだ。

必要は発明の母。

自分の作品を自分で製本すれば、
「世界に一冊しか無い本」が出来上がる。

「自分の作品のコレクター」である。
















[PR]
by leea_blog | 2018-03-30 20:38 | Comments(2)
Commented by sherry at 2018-03-30 21:44 x
「買うも地獄、買わぬも地獄」
言い当てている ∧∧。。。
ファンの間よく使うことば↓
「買了悔三天、不買悔三年」
→買ったら三日間後悔に落ちる状態
買わなかったら三年間ずっと後悔する
Commented by leea_blog at 2018-03-30 22:38
買ったら三日間後悔、
買わなかったら三年間ずっと後悔!!!!^^


うまく言い当てていますね〜

買った直後は、
手に入れてものすごく嬉しいのと、
「私は何という恐ろしいことをしてしまったのだ。。。」という気持ちが入り交じった、
ファンじゃなければ分からない気持ちになるんですよね〜

ピリに関しては、
「買わなかったら一生後悔」になりそう^^;
<< 大人に効く絵本・酒井駒子「よるくま」 思わず大人買いしたくなる、食玩... >>