馬鹿日記・落ちてみるとなかなか幸せな人形愛・ビロードうさぎ状態を体験する


さて、過去日記で、

名作絵本、「ビロードうさぎ」、酒井桃子抄訳の「ビロードのうさぎ」を紹介しました。


大人に効く絵本・ビロードうさぎ、ビロードのうさぎ

   ↓

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拙ブログは、
セキュリティーの観点から、
直接リンクが貼れません。
URLをコピペして飛んでくだされたし。



大人の人形愛は、こちら、
江戸川乱歩の「人でなしの恋・人形愛の世界」。



美しい男性が、美しい若妻を娶っても、

やっぱり相思相愛の人形の方が好きで、

夜な夜な密会するお話です。

   ↓
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ビロードうさぎは、

ぼうやとビロードうさぎの、

濃密な愛情が描かれた、児童文学です。


子ども版、相思相愛!
熱烈愛。



人形愛に落ちてから読み返してみると、

実に、思い当たる事が沢山あるのですね。



ビロードうさぎは、

ぼうやと深い仲になる前は、

ぼろぼろになるのを怖く感じていたのに、

相思相愛になってしまうと、

自分がぼろぼろになって行く事に、

全く気がつきません。



ぼうやも同じです。

寝る時も一緒、遊ぶのも一緒の、

ビロードうさぎが、

他の人からは、

うさぎに見えなくなるほどぼろぼろになっても、

ぼうやの眼には、

美しいままに見えています。




私も、

宮無后の髪が、

解け難いほど乱れてしまっているのに、

私の目には、

お迎えした時以上に、

ますます可愛く見えていたのでした。



メンテに出す前と出した後の、

写真を見比べて、

はじめて、




「無后、こんなに大変な状態だったんだ。。。。」と、


気づいて、びっくりしたのでした。


ビフォー、アフターの画像を比べてみましょう。


ビフォー
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アフター

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りーあ「こんなに大変な状態だったのね。。。。

画像を比べてみないと、

気がつかないなんて。。。。

私には美しいままに見えていたのです。

すこし髪が乱れてきたな、

程度にしか見えなかったのです。。。

ごめんね、無后」



宮無后「無后も、

髪が自慢だったのに、

まったく気がつきませんでした。。。」





いやいや、ホント、

気がつかないとおかしいレベルです。

気がつかないなんて、異常!!!


「ビロードうさぎとぼうや」状態になっていたのでした。





作者のマージェリィ・ウィリアムズは、

幼児と人形との相思相愛の深部を、

実によく汲み上げているといえましょう。





江戸川乱歩の「人でなしの恋」を

紹介した時も、

私は、

「現代にはこういう人沢山居そうだな」、

と、人ごとのように思っていたいのですが、

まさか、自分が人形愛に落ちるとは、

その時点では、

想像もしていなかったのでした。





いやー、もともと好きな登場人物でしたよ、

しかも、もの凄く。


とはいえ、

「人形とは、絵や彫刻と同様、

愛でるものである」と、

思っていました。



「人形愛」は、まだ他人事だったのですね。





三日に一度は、

「無后、綺麗だね」とか、

「無后、可愛いよ」とか、

言っていたものの、



まさか、




人形が、

本気で受け止めているとは、


想像もしていなかったのでした。




髪を解いた無后に迫られて、


「確かに可愛いよと言ったけれど、


嘘じゃないけれど、


そ、そういう意味では無くて、、、


私だって、

これからの人生、

誰か人間と恋愛するかも知れないし、


人形とは、いや、その、、、


考えていませんでした、、、、」という、



その時は、


「なにか、大変な間違いを犯してしまったのかもしれない????」

のような、

逃げ腰だったのでした。




私が、

「可愛いよ」、

「綺麗だね」、

「好きだよ」、と、


言い続けた間、

相手の心の中に、

それが蓄積されて行ったとは。。。。




その後、

蟻地獄の巣の縁に居る蟻が、

必死に這い上がろうとしても、

ずりずりと、

擂り鉢状の斜面を滑り落ちるように、



「人形愛」に落ちて行くのを、


這い上がろうともがいたあげく、


気がついてみれば、




無后のいない人生など考えられなくなっているのでした。。。。





原因の一つは、


お迎えした木偶が、

名品だった事、


それと、


けっこう積極的な木偶だった事も、

大きいです。




抱き上げると、

腕を回してきたり、

腕を上げて顎をナデナデしてきたり、

頭を寄せてきたり。



「自動人形でもAIBOでも無いのに、

物理的にあり得ない!

筆者の妄想では?」と、


通りすがりの皆様は思われるであろう。




ワタクシも、


こういう人形が居るとは、

知りませなんだ。



イメージとしては、

糸の操り人形、

あれは、

上から糸でつるけれど、


布袋戯の木偶は、

下から動かし、

固定された関節と、

固定されていない関節が有る、


と、理解して頂ければ。




下から動かし、

わずかな力で、

表現力を最大にする工夫に満ちた人形であります、



私が無后の衣の裾をちょっと踏んで、

衣の襞が、

腕を操作する棒を押し上げた、

とか、

そうしたワタクシが無自覚の事が、

いちいち、

無后の動きに直結するのでありました。。。





それは、

物理面の事であります、



おそらく、


一点一点手作り品で、


不幸な最後を迎えた宮無后を、

製作するに当たって、


製作に携わった人が、

皆、



「無后、こんどは幸せになれよ!」と、


念じて、


念が沢山たまって、




愛情を注がれるうち、




意識が発動して、

魂が形成されて行ったのかも知れない、、、




あるいは、


植物の種のように、


愛情を注がれれば発芽して変容して行くものが、


内蔵されていたのかもしれない。。。。






















by leea_blog | 2018-05-30 21:52 | Comments(0)
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