あ、暑い。。。。 昨日は、 国内観測史上最高の暑さとなり、 気象庁が「一つの災害と認識」と会見。 単に暑いというより、もはや「災害」。 自分に出来る事は、 「熱中症で倒れないように気をつける」こと位しかない、 というレベルの暑さだ。 休職中は、野菜は「贅沢品」で、 たまにしか食べられなかった。 仕事に復帰した今は、 「栄養バランスを考えて食事する」のも、 仕事のうちだ。 と、いうことで、 ゴーヤを買ってきた。 大好きな夏野菜だ。 が! 問題がある。 ウチのキッチンは、 茹でた南瓜が二時間で腐ってしまう位に暑い。 観測史上最悪の暑さで、 「5分以上キッチンに立っていたら危ない!」レベルの暑さになっている。 そんな場所で、 更に火を使い上昇した室温の中で調理するのは、 たいそうな危険行為である。 私が子供の頃、 昭和の時代だが、 夏でも朝夕は過ごしやすかった。 「夕涼み」という言葉があった位だ。 「夏休みの宿題は、 午前中の涼しいうちにやりなさい」と、 親や先生から言われたものだ。 今は、 真夜中でも早朝でも、 暑い!!!! 健康被害が出るどころか、 部屋の中でも熱中症になるレベル。 緊急搬送されればまだましとして、 一人暮らしなものだから、 そのまま息絶えて、 屍が腐敗した状態で発見されるのが、 想像するとちょっと嫌である。 私は良いとして、 ウチには、 貴重な書物や、 貴重な人形が居る。 部屋の中で腐乱しては、 それらがこの世から葬られてしまう。。。 職場復帰日記以外に、 書きたいことが、 沢山ある。 古本市で、 足利の詩人、篠崎勝己さんの昔の詩集、 「人形論」を手に入れた。 ↑ 私は、人形愛に落ちてから、 「私以外の人にとって、 人形とは、どのような存在なのであろうか???」と、 興味が積乱雲のように盛り上がって来ており、 人形に関して真剣に論じた書物から、 「お人形ファン」の雑誌、 フィギュアを自分で作る人向けの本まで、 幅広く手に取ってみている。 篠崎さんの「人形論」を、 馬鹿日記シリーズのノリで、 ご紹介したい気持ちがむらむらと掻き立てられているのだが、 せっかく現代詩をご紹介するのに、 馬鹿日記のヒンシュクを買いまくる文体でご紹介するのも、 気が引けているところである。 あとは、 ヘルマン・ヘッセを読み直して、 「デミアン」は、 「指輪物語」をただちに連想する純文学だったと知った事も書きたい。 この世が実は異界と繫がっている、 異界との出入りが自由、 二重に重なっている、 などなど、 幻想文学的・神話的な構造が、 純文学の中に煮詰められている。 ちなみに、 「指輪物語」が、 「善悪二元論で面白くない」という人も、多い。 善悪二元論でもなければ、 勧善懲悪でもない。 ヘッセの「デミアン」の主人公、シンクレールが精神的に体験する此の世が、 善悪二元論ではないように。 今までの人生の中で、 何か、 絶対的な力を持った、 自分の人生を良くない方にねじ曲げる力を持った何ものかに、 出会った事が無い人には、 「善悪二元論」に見えるのではないか。 冥王サウロンや、サウロンのボスで今は亡きモルゴスは、 悪の姿、暗黒の姿を便宜上与えられているにすぎない。 などなど、 書きたい事が山積であるが、 目下の目標が、 「明日も仕事に行く」、 「熱中症で倒れない」の、 二点であるという、悲しい現実が。。。
by leea_blog
| 2018-07-24 21:27
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