転地療養から帰り、 仕事始めを何とか乗り切り、 今年は有り難い事に、 仕事始めが金曜日で、すぐ土日が休めるのであった。 鬱症状で長期闘病している方の何らかの参考になるように、 転地療養の実際を書いてみよう。 まずは、過去日記をご参照下されたし。 ↓ 「鬱症状の過ごし方・転地療養のすすめ・直前になると気が重くなるパターン」 https://leea.exblog.jp/26475533/ (拙サイトはセキュリティーの観点から直接リンクが貼れません。 URLをコピペして飛んでくだされたし) 仕事に復帰した今は、 次の長期休暇まで何とか保たせる為に、 転地療養をしています。 コツは、 すぐに結果を出そうと焦らない事です。 「入院している」と思えばいいのです。 ワタクシの体験では、 コツさえ掴めば、 何度も繰り返すうちに、 「前よりマシになった」と、 実感できるようになります。 とはいえ、 今回も、それなりに厳しかったです。 「私が居ない間に、家が火事になったらどうしよう」とか、 「家に泥棒が入ったらどうしよう」とか、 可能性が低い事を心配し、 帰りたくなっちゃうのです。 国内に転地療養すると、 私は実行力が有る方なので、 予定をキャンセルして帰って来てしまうでしょう。 それじゃ駄目ですよね。 そこで、 すぐには帰りたくても帰れない、海外に。 少なくとも、 10日以上経たないと、 効果は実感出来ません。 今回も、 九日目に、 朝も、昼も、夜も寝て、 嫌ーな気持ちになりました。 「到着した直後なら、 眠って過ごしてもいいけれど、 後一日で帰国ですよ? 帰国したら、 毎日朝五時半に起きて、 八時半からバリバリに働いて、 疲れきって帰宅して、 お風呂に入るんですよ? 一週間に五日間ぶっ続けですよ? こんな体調では、駄目じゃん???」 と、絶望的な気持ちになりましたが、 こういうのは、実は、毎回です。 「結果を焦っては帰ってストレス」と、 わかっているのに、 毎回、こういう気持ちになるのですよ。 毎回なので、 何とかやり過ごして、 十一日目、帰国の日。 お昼ご飯に胡椒餅を買い、 「行列ができる割にはイマイチだなあ」と食べ、 コーヒーショップの路上席で、 煙草を吸いながら新年の人通りを見ていると。。。 何と、 珈琲のかぐわしい香りが感じられ、 寒くもない暑くもない風が撫でるのを感じました。 おお。凄い! (注・鬱症状を経験した事が無い人には、 「なにそれ?」と思われる事でしょう。 鬱状態が酷かったり、 神経衰弱だと、香りも感じられないし、 味もわからなくなり、 皮膚感覚も極端に鈍感になります。 風を感じて心地よい、とかは、まずありません) そして、 空港に向かう為にスーツケースを転がすのも、 明らかに、 以前より軽い! 空港の硝子のドアに映った自分の姿が、 別人のように姿勢がいい! そして、 成田に着いても、 以前だったらくたくただったのに、 明らかに、 前よりマシ! 基礎体力が上がっているのでした。 あれもこれも、 何度も転地療養を繰り返した、 地道な積み上げの結果でした。 まあ、そうやって、 お金の無い闘病時期に、 先の見えない投資をした結果で、 フルタイムで仕事に復帰は出来ていますが、 いくらでもまた心身を壊す訳ですね。。。。 それがまっとうな人生かどうかは、 今は置いておきます。 通りすがりの皆様の中には、 鬱病を患っているけれども、 社会復帰をめざしている、 自宅療養を続けているが、 先が見えなさすぎてもう人生終わった、と、 思って居られる方もいるでしょう。 東洋医学と、 転地療養を併用する、という手も、 あります、と、 ご参考の一つに。
by leea_blog
| 2019-01-05 20:28
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Comments(4)
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at 2019-01-06 22:27
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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by
leea_blog at 2019-01-06 23:12
> 非公開さん
おお、大尉も、大儀であった! 目標を作ると、頑張りがいがありますよね。 河津桜、綺麗ですよね〜。 私はまだ画像や動画でしか観たことが無いですが。 私も黄金週間まで、 倒れないように頑張ります。 マメに、近場の温泉などでエネルギーをチャージして行く予定です^^ 大尉も河津桜をめざして乗り切ってくだされ。
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at 2019-01-07 19:44
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
leea_blog at 2019-01-07 22:50
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