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馬鹿日記・人形に迫られる2019版




過去日記をごらんの皆様は、
「人形に迫られる」怖い話をお読みになったかもしれない。


当時、苦労してお迎えした人形に、
「可愛いよ」、
「好きだよ」と言い続けて半年ほど。


本気にした人形に、
迫られる、という、

予想外の展開であった。

いやいや、嘘で「好きだよ」と言った訳ではない。

そういう意味では無かったのだ。

それに、まさかつけを払わされる事になるとは、思いませんでした。



その後、紆余曲折を経て、
今のバカップル振りとなった。

その人形は、「宮無后」という名だが、
無后の性格の良さが、
勝利したと言えよう。


あれから二年ほど。
今年の二月に、
久しぶりのホラーな展開があった。

記録の為に書いておこう。




宮無后「公主。来世は人間同士で生まれましょう」

りーあ「そうしましょう(内心・それはそれで色々大変そうだな)」

無后「無后は、裕福な家に生まれて、公主が働かなくても済むよう、

お守りいたします」

りーあ「それは良い考えですね。よろしくね」

無后「公主は来世も好奇心に溢れた方なのでしょう。

外出なさるとろくなことが無さそうです。

公主の専用のお館を建てますので、外出なさらないでください。無后だけを見ていて。

インターネットも禁止です。」

りーあ「(こ、怖い!!!)
。。。。う、浮気すると、どうなっちゃうのかしら?」


無后「相手に消えてもらいます」

りーあ「(怖いでしょうそれ)。。。。。無后。。。。
あなたは、
自殺する前は、そういう生活をしていましたね。

贅を極めた生活だけれど、自由がない生活。

まるで煙都に居た頃のあなたのようですね」

無后「はっ!!何という想像をしていたのでしょう。

自分が嫌だった生活を、公主に強いてしまうところでした。

許して」

りーあ「想像するだけならあなたの自由です」

無后「もっと良い来世を考えてみます。今のはお忘れ下さい」

りーあ「わかりました(怖くて忘れられないでしょう)」



別の日。

無后「公主。来世を、考え直しました。」

りーあ「はい。どういう来世ですか」

無后「公主が浮気なさっても、

無后が魅力的なら、

公主はまたお戻りになります。
そうでしょう?」

りーあ「多分ね(そんなの分からないよ)」

無后「公主がお好きな時に無后に会いにみえられるように、

無后は外出せず、髪や肌の手入れをして、

いつも魅力的にしてお待ちするようにします。」

りーあ「それはまた私に都合の良い存在ですね。

とはいえそれって、

自殺する前の無后の生活と、

ほとんど変わらないのでは???」

無后「はっ!!!言われてみれば確かに。。。

公主。新しい人生で愛を知っても、

同じような人生を繰り返してしまうのでしょうか」



りーあ「いえいえ。

あなたは特殊な環境で育ったから、

色々な人生を想像出来ないだけですよ。

これから、色々な人生のバリエーションを見聞すれば、

想像の幅が広がりますよ」

無后「たとえば、どのような?」

りーあ「選択肢が沢山あります。

例えばですが、

来世は平均的な家庭に生まれて恋愛するかも。

あなたが宝くじに当たって、

仕事を辞めて、

一緒に世界放浪の旅に出るのも有りですね」

無后「平均的な家庭というのが、

まずどういう物なのかよくわからないのです」

りーあ「これからのんびり知識を増やして行けば良いですよ。

私も、もしかしたら、

来世は、文学美術とは縁のない女子に生まれるかもしれないし。

女子に生まれるかどうか分からないし」

無后「公主が今と違ったご様子でお生まれになっても、

無后には公主だとわかるはず。

なぜこんなに好きなのだろう、

と調べると、

前世は公主と暮らしていたことが判明する、というような」


りーあ「前世は人形だった! 何だか凄いですね。

あなたはその前の人生も人形で、権力者に熱愛されていました。

もう凄過ぎるでしょう」


無后「人形、人形、と言われますが、

無后には、よくわからないのです。

本当に人形でしょうか」


りーあ「(人形でしょう、どう見ても)

普通の人形と違って、

あなたたちには過去の人生があったのですものね」



無后「公主、来世は公主が人形にお生まれになるのはいかがでしょうか。

一生大切にします。」


りーあ「それは絶対嫌です(嫌〜嫌〜、怖い!)」


無后「二人とも人間なら、夫婦になれますね。

夫婦は二世の縁と言いますので、

そうすれば来世の来世も夫婦。

そのまた来世も夫婦ですね」



うわーーー。

人形に「可愛いね」、と言い続けたら、

迫られたのが一昨年のやはり二月。



その時は怖くて、ひるんだものの


、無后のこまめなアプローチの結果、

バカップルになった。。。



「来世もなにがしかの縁が有りそうだ」、

とは私も思うけれど、

来世の来世まで、

こういうことになるのであろうか??





いやいや、無后だって、

他の人と沢山恋をした方が良いのではないか???


いやいや、

そもそも、

来世は、生まれる環境も育つ環境も違って、

今生とは別人格であろう。



今生で、来世で夫婦になる約束をするのは、

来世の自分たちにとって、

「親同士が決めた婚約者」みたいなものではないか???




ところで。

「そもそも人形愛に落ちたのも、

前世の因果ではないか?」と思い至った。


もしかしたら、

仏教が説くように、


同じような人生を、

輪廻転生しているのではないか?



小学生の頃、平家物語と太平記が好きだった。



色が白くて髪の長い、

気品と教養のある、

少し女性的な美しい人が理想だった。

できれば、世俗から離れた雅びな人が良かった。

できれば、袖と裾の長い衣が似合う人が良かった。

できれば、いざと言う時には太刀を取れる人が良かった。



小学生の私は、

「そんな人、現代では居ないよなあ」と、

吐息したものだ。



あれから何十年も経って、

現代にも居るのを発見し、

同居に到っている。




人形だったが、

人間以上の魅力があった。

(↑ 人形愛に落ちた人の言う事なので、

「乱歩を実践しているんだな」くらいに聞き流してくだされたし)




そもそも、

なぜ小学生の理想の恋人が、

そんな「現代には居なさそうな」人だったのか。



「軍記物の読み過ぎだよ」と、

一蹴する事も出来るが、



宮無后に来世を迫られてみると、

何か、言い表し難いものを感じるのであった。













by leea_blog | 2019-05-19 21:28 | Comments(4)
Commented by sherry at 2019-05-20 20:27 x
ん…私は亡くなるとき、
Q音君達も一緒に火葬してくれっと遺言するでしょう
古くなって、誰も愛たくない私の愛する木偶達を
この世に残したくない…だからあの世へ連れて行く∧∧y
Commented by leea_blog at 2019-05-20 20:56
> sherryさん 遺族が喜んで実行してくれそうな遺言ですね〜。
死出の旅路に、愛されたお供が何人も居れば、
無事、極楽にたどり着けそうです。

私は、うちの木偶たちを一緒に死出の旅路に連れて行くか、
迷っています。

うちの木偶たちを見ると、
二人とも、古くなっても、
他の人(コレクターとか)に愛されそうな感じで。。。。

古くなって、新しい頃のような綺麗さは無くなるかもしれませんが、
「守り神」としての力をつけるかもしれないし。。。

様子見です。

Commented at 2019-05-21 22:09 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by leea_blog at 2019-05-21 22:37
> 内緒コメント様 ははは、ホラーだったり、楽しかったり^^

マスカット味ですか?
電子タバコでしょうか。

並べて眺めると、
余暇の気分になれますね。

みんなと経験を共有、良いですね^^
でも内緒コメント様が非喫煙者だったら、
眺めるだけにしとくのが一番ですよ〜
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