横浜人形の家で、
「後藤由香子 想が重なる雛人形」
という展示を行っている。
21日までなので、行けなくて残念だ。
もっと早くに気づいていれば。
以下、横浜人形の家のHPから引用
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伝統は、今を生きる」をテーマに
現代の感性に寄り添うひな人形を創り続けた節句人形工芸士 後藤由香子。
美しすぎるひな人形として、各メディアで話題となり今後の活躍が期待されるなか、若くして故人となった後藤由香子の貴重な作品と、当館収蔵の伝統的なひな人形を展示します。それぞれの時代の表現や想いが重なり、季節の色を美しく重ねた後藤由香子の作品をどうぞご鑑賞ください。
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「美しすぎる雛人形」、私もその完成に驚いた。
有名な「森のウエディング」 ↓ 一年中飾っていたい位素敵だ。

その感性で、あっという間に話題になり拡散された、雛人形の作者。
しかし。
話題となって、まさにこれから、という、
わずか一年後に、卵巣がんで亡くなった、と昨日知った。
クレアの記事のurlを貼っておきます。
「ゴスロリ雛人形」がSNSで沸騰
急逝した人形工芸士・後藤由とは
https://crea.bunshun.jp/articles/-/21998
衝撃を受けた。
これほどの、世に求められる人形作家が、話題になった一年後に急逝するなんて。
人の命の重さに変わりはない、とはいえ、
多くの人が求める新しい芸術を生み出す作家と、
家庭内暴力男やパワハラ・セクハラし放題管理職や、自己中心な老害とは、
世の中の為になるかいなかでは、
大きな差が有る。
惜しすぎる人を亡くしたものだ。
それにしても。
揺蘭の日嘉まり子さんといい、
職場の昔の知人と言い、
面識はないがこの御方といい、
亡くなる時期ではない時に亡くなる話が多すぎる。
人魚楼に越してしばらくすると、
ワタクシの、パワハラで失った人生などもう投げ捨てて、
穏やかにあの世に旅立つ、というのを置いておいて、
もう死んだと思って、ひたすら絵を書いたり詩を書いたり、
今までの人生でやりたかったことをやれば良いのではないか、と、
少し思うようになった。
何分、パワハラで破壊された人生は破壊されたまま過ぎてゆき、
ワタクシは、いい歳になってしまった。
この世の悪への憎しみとか恨みとか、
いくら戦った所で、勝ち目がない、とだんだんわかってきた。
やるべきことがこんなに山積みのまま、
私も明日は孤独死しているかも知れない、
と、おもうと、戦う力を本来の方に向けたほうが良いのかも知れない、
と、少し思うのだ。