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馬鹿日記 映画によればアメリカの人形は子供も産む? パペット大騒査線



無料動画の、GYAO!で、パペット大騒査線、という映画を観た。


四月末まで配信している。


大人向けの、お下品な冗談満載で、それでも以外と面白かった。

設定は現代アメリカ。人間とパペットが共存している。

元警官で私立探偵のパペットと、体格の良い女性警官の人間が、事件を追いながら、こじれた関係を修復して行く。


アメリカ映画の笑いのセンスは、「なんでこんな物が面白いのだろう? 笑えないよ」と思いつつ、笑ってしまうような、

なんとも言えないものがある。

この映画では、麻薬中毒を模して砂糖中毒が描かれ、「砂糖かよっ!!」とくだらなく思いながらも、

大真面目にヤク中のような砂糖中毒の悲惨さを描かれるうち、

負かされてつい笑ってしまうような。



エッチネタも満載で、大人向けなのだろう。

人形なのに、エッチネタ???



江戸川乱歩の「人でなしの恋」のような、深刻で濃厚なエロティシズムではない。
谷崎潤一郎の「青塚氏の話」のような、裸足で逃げ出したくなるフェチでもない。



チャイルドプレイという怪奇人形のシリーズを、皆さんご存知と思う。


怪奇人形チャッキーは、嫁も居るし、なんと子供もいるのだ!!!

人形も、人間と同じようにして子孫を残すのだ!!!




現代日本の、

二次嫁やフィギュア嫁が居る皆さんは、

アメリカの悩まなさ加減に驚くのではないか?




パペット大騒査線のパペットも、

アダルトショップに行ったり、

エッチをしたりする。

子供もできる。




セクシーな女性パペットが、

ミニスカートの下はノーパンで、

さりげなく見せたりするのだが、



スカートの中身が、無茶苦茶に普通のパペット仕様なので、

日本の視聴者がみると、

毛糸のパンティーを履いているのかと思うくらいに、

毛糸が付いているだけで、

エッチでは無い。



それをエッチに演じて笑わせようというのだろう。


前述の砂糖中毒といい、妙に、大人の童心をそそるのギャグである。





パペットといえば、


うちに居る台湾の人形劇の人形も、

パペットはパペットなのだが、

大変美麗に作られており、

その表現する世界は、神秘で深刻で不幸満載である。



「パペット」と言って想像するものが、

アメリカ人なら綿が詰まったフエルトと毛糸の人形で、

それが歌ったり踊ったり、面白いことを言う。

台湾なら、頭部が木製の、丁寧に作られた芸術品のような木偶で、

それが闘ったり涙を流したり血まみれになったり死んだりする。


日本だと、パペットもドールも一緒くたに「人形」で、

一口に人形と言っても、雛人形からフィギュアまで幅が広すぎて、

共通イメージが絞れない。




チャッキーといい、この映画といい、

人間と人形の決定的な違い、

「人形は人間に作られなくては存在しない」、という設定を、

まったく無視して、

人形同士で子供を作る。



この辺りを掘り下げて行くと、

人間にとって人形とはなにか?という、

深淵の謎に迫る鍵が見つかる気がする。




が、

それは後日に譲るとして。




「人形を可愛がりすぎて、人形に迫られた場合、人間はどう振る舞うべきか」、

という、


日本的な真面目な問題が気になっていたワタクシとしては、



そんなものを全く無視したアメリカ映画に、

妙に感心したのであった。












by leea_blog | 2021-04-03 16:40 | Comments(0)
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