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都内暮らしの防犯心得。。。謎の着信が増えていること。



世界が変動している。

コロナも有り、人々の生活意識も変わった。


駅近の陋屋から人魚楼に越して、一年半。

大通りから車が一台通れるだけの生活道路を入った、昔からの住民が住む地域だ。


そんな住んでいる人しか通らない、延々と住宅しか無い狭い道路なのに、

昨今は行儀の良くない感じの人が深夜スマホで大声でがなり立てながら歩いていく姿も増えた。


公道なんだから住民以外の人が通ったからと言ってそんなのは自由だ。誰だって事情があったり知らない道を散歩したりしたいだろう。

マナーがあれば「寝静まった住宅密集地域だ、でかい声で歩きスマホしてたら迷惑だな」と小声で話すだろうが、お構いなしな所が困ったこととは言え、

物騒だな、と感じるとは嫌な時代だ。



宅配便のお兄さんが家のドアノブをガチャガチャとやっている場面に帰宅した私が鉢合わせたり。

ちょっと待て! なぜドアノブを開けようとした?

不在だったら郵便受けに不在通知入れれば良いのでは???




昭和時代の田舎には郵便屋さんがドアを開けて郵便物をおいていく光景が有った。

それは鍵をかけなくても泥棒が入らない、夢物語のような平和な時代の話だ。

物騒な令和の都市部で、見知らぬ宅配便屋さんが返事がないからってドアノブ開けようとするかな?



普通に怖いです。





女子の都市部暮らしは男子にはわからない苦労がある。


女性の一人暮らしとばれないような色々な工夫、見知らぬ人に後をつけられない工夫、金を持っていると思われないための工夫。

家を空ける時間や帰宅時間を特定されない工夫。

そういうのは、私が防犯意識が高いというより、一人暮らしの女子はほぼやっている。





防犯といえば。最近怖い話がある。


見知らぬ電話番号からほぼ毎日着信が有るのだ。


しかも、違う番号から。




文学美術の関係で登録していない人からの電話はたまに有る。

が、用がある人は留守電にメセージを残してくれる。




最近、留守電にメッセージなしの、しかも色々な番号からの着信がほぼ毎日あるのだ!


どうなっているのでしょうね。






ワタクシに電話を掛ける人は、そういう事情で電話に出ないので、留守電にメッセージを入れてくれれば掛け直します。





老人や女子は、知らない電話に出てはいけない。

女性で、しかも老人だと知られるのは、物騒な時代ゆえ、危険なのである。




オレオレ詐欺には引っかからなくても、強盗のいわゆる「アポ電」だったり、ロマンス詐欺だったり、犯罪スレスレの勧誘だったり。


アポ電というのは、

デタラメに電話をかけて老人が出たら、とりあえず間違えましたと切ってマークしたり、

「みかん送ったけど届いた?」など親と間違えたふりして適当なことを言って反応で相手が老人家庭かどうかチェックしたり、

家に金目のものが有るかどうかをさりげない会話で聞き出してから、

泥棒に入るのである。





昭和の時代には考えられないような危険ばかりで、昭和を過ごした老人はそういう犯罪に免疫がないから余計にカモなのであった。。。。





うちは泥棒に入られても見渡す限り書物の山、盗るものがなくてすぐ出ていくだろうが、

殺してから物色しようと思われたら災難である。



埼玉の実家に居た頃、買い物に出た一、二時間の短時間の留守に泥棒に入られたことがあった。

盗るものが無い家のため、物色しただけで去ったようだが、大変怖かった。



実家も住宅密集地で顔見知りの住民しか通らない路地なのに、どうやって誰にも見られずに短時間で留守宅に入ったのか謎だらけだが、ガラスを切って鍵を開け侵入した手慣れた技だった。

家に居たときに入られたらどうなっていたか。


ちなみに実家はおしゃれでも金がありそうな外見でも無く、狙って入られるような特徴も無い。







話を戻すと。今の私には、書物以外に盗られたら困る人がいる。

台湾から海を渡ってやってきた美しい同居人である。

過去日記をご参照。



しかも、四人もいる。

おまけに大きいから目立つ。


盗るもの無くて腹立ち紛れに彼らが怪我を負わされたり、拉致されたら大変である!






今から四十年も前。

旅行のガイドブックアメリカ編には、注意として以下のようなことが必ず書かれていた。


散歩に行くときも手ぶらではなく財布に30ドルくらい入れて持ち歩くこと。

強盗に遭った時盗るものが無いと腹を立てた強盗に殺される恐れが有るため。



当時「アメリカ、病んでいるなあ」と思ったが、

日本もだんだん似たような状況になっていくかもしれない。



「せっかく入ったのに本しかねえのかよ! 手ぶらも何だからこいつをもらっていこう」的に彼らが拐われたら一生かけて取り戻さなくてはならない。。。。























by leea_blog | 2022-04-20 20:19 | Comments(0)
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