家の近くのバス停から、豊島園に行ける事を発見した。 遊園地に行きたいんじゃないのだよ、「庭の湯」に行きたいのだ。 庭の湯とは、都内に出来た「温泉施設」の一つ。これまで天然温泉に入る為には電車に何時間も乗らなくちゃならなかった都内の皆さんには好評なんです。 公式ホームページ参照 ↓ http://www.toshimaen.co.jp/niwa-yu/niwanoyu.html お湯の質が名湯とは言い難い、とか、消毒薬を混ぜている、とか不満はあるけど、些細なこと。疲れてるときに温泉が近場にあるのは有り難い。 今年の黄金週間に初めて行った「庭の湯」レポート、アップするのを忘れていた。以下。 ↓ ++++++++++++++++++++++++++ 黄金週間は大層な風。今年は国外旅行も国内旅行も大盛況と聞く。混んでる時に出かける気が起こらないので、今年も冬の疲れを癒す休息に当てる。 ここのところ海と緑に餓えていた。友人とみなとみらいで会った。開けた視界、黒潮、赤煉瓦倉庫で傾ぐ陽を眺めつつお茶と黒ビールを堪能した。空間をたっぷり取ってある、堅牢なたてもの。苦みを含んだ海の風。堪能した。みなとみらいは夜が早いのを知った。10時過ぎると、人通りが絶える。店はすっかり閉まって、夜明かし組がそぞろ歩く姿も無い。 海の見えるところで遅くまで騒いでいると、異人さんに連れて行かれてしまうのだろうか。それとも、海の住人が攫いに来るのだろうか。 豊島園の『庭の湯』へ出かけた。 女性用のロッカーが一杯とのことで順番待ちだったが、待ち人数がなんと、150人なのだった。 整理券を取って、近くの店で炭火コーヒーを飲みつつ待った。屋外の席で、頭上の緑と植物の匂い濃い風を堪能できるので待つ苦痛は無い。ただ、庭の湯の後に、プラネタリウムのヒーリングプログラムに行く予定があったので、少し時間が気になる。 一緒に行った友人と相談する。慌ただしく温泉を出るのも興がさめるので、ヒーリングプログラムは別の日にして、今日は湯の庭を満喫することになった。 『庭の湯』は都心に出来た大きな温泉三つの内、入ってくる評判が今ひとつ振るわなかった。あまり期待しなかったが、行ってみると満足度が高かった。 庭園を、水着のまま、あるいは館内着で歩ける。そこかしこにベンチがあって、緑の空気を楽しめる。 サウナも、居心地が良かった。 午後から夕刻、夜、と、美しい五月の光の変化を浴びつつ過ごすのは嬉しい。若い緑の、陽に透ける宝石のような色合いは今の内堪能しないとすぐに夏の緑に変わってしまう。 暮れかかる空に、異物のように光る金星も素晴らしかった。 死海風呂が小さいながら嬉しい。10分ほど浸かると骨までしみ通る感じ。自宅の風呂では、体が浮くほどは塩を入れられない(死海の塩は高価だからね。。。)。こうした手近な場所で堪能できるのは有り難い。 21時からの入館はナイトスパ料金で、1,250円で入場可能。そんなわけで21時以降は、一時減った利用者がまたどっと増える。 難を言えば。 ロッカーの数にくらべ、パウダーコーナーが狭すぎる。特に女性は髪を乾かしたり、化粧をしたりに時間がかかるのだ。温泉街じゃないんだから、濡れ髪にすっぴんで外に出て、電車に乗って帰るわけにも行かないでしょう。 と、いうわけでパウダーコーナーで無惨に順番待ちせざるを得ないのだ。これだからロッカーもなかなか空かないのではないのか? これは何としても改善して欲しい。
by leea_blog
| 2004-11-23 22:53
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