ふわふわで暖かい、曲線の柔らかい、手触りのなめらかなものに餓える。 というわけで、これ。 遠出をしてでも、ひと気の少ない牧場に行け。 『子うさぎの家』を独り占めできる。 客のマナーが良いのだろうか、人懐こい。足下に寄ってくる。 うさぎの醍醐味は、ぴょんぴょんぴょん、ひくひくひく、である。 ちょっと移動して止まり、鼻だけをひくひひくひく、とさせるのだ。 ぴょんぴょんぴょん、ひくひくひく。 毛並みもつややかでしっとり、ふわふわである。ストレスの少ない生活を満喫している、良い目つきだ。 途中から子供二人が参加。 パパは「まんじゅう屋」だという。 パパは、子供二人をうさぎ達に預けて、広い牧場一人旅に出たらしい。幼い兄と妹が、突然降って湧いた感じだ。小屋の外を見回しても、人がいない。 途中で、パパが手にいっぱいの新鮮なクローバーを持ってさっそうと登場。 息子がパパを迎えに扉を開けた隙に、真っ白なヤギが勢い良く乱入した。 大騒ぎとなった。 ヤギはうさぎとハムスターの餌箱に。乱暴に頭を突っ込んでふわふわの柔らかい小動物を追い散らす。外に追い出そうとするが、イルカを海で捕まえようとするくらいぴちぴちと勢いが良い。跳ねるのも得意な生き物だ。 がらんがらんどしんと大騒ぎの末、純白ヤギは緑の野に押し出された。うさぎの楽園は再び木の扉を閉じた。私達は円形の小屋に隠った。 子供らにうさぎの抱き方を教えるが、爪が肌に痛いと抱くのを諦めている。爪がまだ柔らかい子モルモット、ふわふわを両手で掬って女の子の両手のくぼみに降ろしてやる。 子供たちをおいて帰る時間になった。 子供たちは小屋の金網に張り付いて、いつまでも「バイ、バーイ」と手を振ってくれた。 ↑ 黒モルモットが餌ケース=バスタブ状にはまりこんでいる。
by leea_blog
| 2008-10-16 21:59
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