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活き牡蛎 

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蝦夷バフンウニと殻付き牡蛎。牡蛎は活きている。室温で暖まると、時々口を薄く開けて様子を見、またぱくっと閉じる。活きた牡蛎を山盛りにして眺めるたび、不思議の国のアリスの、セイウチに食べられてしまう牡蛎達を思い出す。

牡蛎ナイフを差し込んで、貝柱を切り、殻をこじ開けて食べる。
殻の内側には、海水の塩味が程よく混じった牡蛎の汁が、羊水のように溜まっている。半透明の牡蛎の身がぷるんとうずくまっている。

味付けにレモンや勝沼の葡萄酢を用意したが、無用だった。レモンはレモネードにして飲んだ。

蝦夷バフンウニは、ぷりっと身が引き締まり、濃厚な味わいだった。美味だった。

いずれもインターネットで取り寄せ、ひどい雨の中を到着した物で、友人宅で食した。蟹味噌の甲羅盛りも一人一つ頼んだ。久々に栄養価の高い物をまとめて食べた心地がする。
by leea_blog | 2009-02-01 00:50 | Comments(0)
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