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居住空間


朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。
空気に金木犀の甘い香が混じると、終わらないで、とつぶやきたくなります。
陽射しの金色も良い。


さて。冬ともなれば築三十年の木造一軒家の我が家は、犬小屋同然の寒さです。すきま風がひどくてストーブもさしたる効果は無く、家の中でも息が白いのです。これでは健康な人でも病気になりますよ。同居人は体温が高くて頑丈な体格、私の嘆きは「根性無し」に聞こえるようです。長期療養中で寒さと湿気が大敵なんだよー。痛くて眠れないよー。もう我慢できない。少しでも暖かい場所に移動すべく、住宅情報を検索中です。仕事と治療に便の良い都内で、すきま風の無いマンション希望。

駅に近くて、広いところ、医療費かかる身なので安いところ。「そんなのあったら私が引っ越すよ」と突っ込みが入りそうな要求でお探し中。幽霊が出る、自殺者が相次ぐ、といった、あんまり人が住みたがらない所でいいんです。除霊なら自分でやります。。。。

それにしても、都内は狭くて高いですね。
払える家賃に限度があるので、譲りにくい「広さ」重視で探していくと。。。。
通勤時間2時間地帯にたどり着いてしまいます。

体を壊すと痛感しますが病人とお年寄りは移動が大変、医者もお店も近くにある都内は、便利です。寝込んでもコンビニで食料が調達できます。散歩に出ても休める場所多いし。空気が悪い、水がおいしくない、土が自然の土らしくない、人間がぱさぱさしている?等、問題も多いものの。住みやすいか否かは、その人の生活ペースに合うかどうかですねぇ。「時間が切り売りされている。人間の住む所ではない」とおっしゃる方もいました。

つらつら、「なんとか我慢できる空間の量」を考えます。「時間の量」も。

今はストレッチと半身浴が仕事のようなもの。横になって手足を伸ばせる程の場所を常時確保して、重い物の上げ下げを避けるとしたら収納関係にも制限が生まれます。
広すぎても暖房が効かないし、狭すぎたらストレス溜まる。
「広い」、「狭い」の感覚も、個人差の出るところで、なかなか興味深いものです。「快適!」空間ともなるとさらに個性が出ます。

余談。日本に旅行或いは仕事でいらした海外の方が、ホテルの狭さに「だまされてふんだくられているのでは」と感じる話を思い出しました。
by leea_blog | 2001-10-01 02:11 | Comments(0)
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