いわゆる「書店の売れ線ベスト10」に入るような本は、ほとんど読まない。好みの書物がベストセラーに入る事は滅多に無いのだ。古今東西のおびただしい書物の中で、気に入った本に出会うのは運と勘が頼りだ。信頼できる人からの口コミも有効である。
「コーヒーの水」は、目次だけで買うのを決めた。ここでは文字の大小、空間を再現できず残念だが、試みに掲載。 *************************** 一番目の輪 そういうわけで、アンティーリャは来た時と同じよう に、実にあっさりと逝ってしまった。 1 アンティーリャの三つの死 2 アンティーリャの三人の愛人 3 ・・・・・・・・・ 4・・・・・・・・・・・ 5 ・・・・・・・ 二番目の輪 予言する二グロの女、人々がなによりもその閉ざされた 口を恐れていたアンティーリャが、ある日、町の広場で 誰も見たことのない猥雑な踊りをはじめた。 6 ・・・・・・・ 7 ・・・・・・・ 8 グラン=タンスの夢魔 9 ・・・・・・・ 10 ・・・・・・・ 三番目の輪 コーヒーの水は私に泊まっていけとは言わなかった。 11 ・・・・・・ 12 ルネ=クーリの彷徨 13 ・・・・・・・ 14 聖母様、われらがもとにおわしませ 15 ・・・・・・・ 四番目の輪 そういうわけで、コーヒーの水はこれまでの自分の 人生を、噂で語られているように考えてはいなかった。 16 ・・・・・・・・・・・ 17 逃亡奴隷 ジュリアン・テミストークルの秘密 18 ・・・・・・・ 19・・・・・・・・・ 五番目の輪 そういうわけで、フェケスノワ先生の三人の娘は、 決して遊びに出かけなかった。 20 ルネ=クーリの死 21・・・・・・・ 22 ・・・・・・ 23コーヒーの水が野生の女だった頃 六番目の輪 グラン=タンスの町を吹き抜けた大風が、 会ったこともないのにみんなが敬っている一人の男の来訪 を告げ、私たちの生活をいつも不愉快にしてきたさまざま な心配事を穏やかな香りで包んだ。 24 将軍の手 25 ・・・・・・ 26 ・・・・・・・ 27コーヒーの水、七つの大罪より醜い黒人女 七番目の輪 クリスマスの月の昼と夜を、ひっくり返るような忙しさに 巻きこみ、どんなに根深い恨みでも和らげ、何人かの心を 突然の愛の出現に備えさせる待降節の優しさの後に、凶悪 な暑さにみちた一月がやって来る。 28 アンティーリャの溺死 29コーヒーの水、最後の言葉 30 ・・・・・・・ 31・・・・・・・・ (ラファエル・コンフィアン 「コーヒーの水」より、目次 塚本昌則訳)
by leea_blog
| 2001-10-29 02:15
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