大人な国家なら柔軟な対応力を見せて欲しい。。。。


イラク邦人人質事件。
家族の態度や言い分が立派。

それに引き替え、政府側の言い分は白々しい建前だし、そういう建前が通用しないからこそ今回の事件が起こった事を思うと、やりきれない気分。

「民間人三人の為に、苦労して派遣にこぎ着けた自衛隊を撤退できるかよ!」とか、「こんな時に手間かけさせやがって!」とか、「これを乗り切れば世界に日本をアピールできる!」とか、俗な本音の方がまだましと思えるくらいだ。自衛隊を引き上げる理由が無いとか不用意な事言うし。

テロに屈しないのは良いけど、勝算あるのか?

テロに屈しない、とは聞こえは良いが。
時と場合によりけり。
そもそもアメリカ主導のイラク暫定統治は問題あるのでは?
日本国の建前が何であれ、他国に軍隊を駐留させるからには反感必至だろう。反感買うなら他の方法で人道支援する道を探すのが筋だ。もし本当に「人道支援」したいなら。

ところで、民間人を巻き添えにする武装勢力が良いとは言わないまでも。今回、彼らの言い分はそれほど狂気の沙汰ではない。まともに話し合いを持ってくれて、自分たちの意見を汲み、検討してくれる相手では無かったのだ、アメリカや日本は。
# by leea_blog | 2004-04-11 22:09 | Comments(0)

それでもまだそんなに過激とも言えない状態



あ。
イラクで日本人三人が武装勢力に拘束され、三日以内に自衛隊を撤退させないと、三人を殺害すると主張しているとのことうんぬん、と。ニュースが。


拘束された三人の映像が繰り返し流れてます。


三日かぁ。
こういう事は予測の範囲だろうから、これで自衛隊を引き上げる事はないだろうが、政府の対応に注目したい。


過激派の皆さんがあの手この手で自衛隊を撤退するよう要求していってくれないものかと密かに思う日本人は多いと踏んでいる。


国際貢献をするなら、現地のニーズに応えるような人道復興支援であるべきだ。
# by leea_blog | 2004-04-08 04:20 | Comments(0)

桜花で一喜、また一憂

花冷えのお陰で、今年の桜は長く保った。

桜の開花予報に一喜一憂し、咲いたら咲いたで咲き加減や散り加減を気にする。日本人って変よね〜、と笑いつつ、私もしっかり桜は気になるタイプである。


桜は奇妙な花だ。
「わ〜、綺麗」とか「わ〜、素敵」と思わず声に出るような、木に咲く花一般がもたらす感嘆が無い。美しいは美しいが、しんと静まったたたずまいで、何やら死の気配が濃厚。花びらもほとんど白に透き通り、血の気のない肌を思わせる。遠方から望めば、地中に埋まった死体を養分にした大きな菌糸類のよう。
梅の、猛々しいまでの、植物の力がこぼれ出たような咲き姿と比べても、桜は、人界にさして関心のないすっきりとした装束の異界の一団が通過してゆくようである。


彼岸と此岸が分かちがたく現出する桜の木々のあたり。
酒盛りや歌舞音曲にふさわしい。人界の善悪を越えた異界の力を、祈ることによって豊穣に導く古い作法の一つ。


ところで、桜は花びらがはらはらと降る散りかけが美しい。
うちの職場の窓から、小さな公園の桜が見える。私の部署は四階にあり、桜の高さは四階よりやや小さく、三階よりやや大きい。


先日、高みから花びらが乱舞しつつ降るのが見られた。
四方を背の高いビルに囲まれた環境で、桜の花びらが四階の窓より高く吹き上げられ、ビル風に翻弄されながら舞い降りるのである。窓からは、天から花びらが降っているように見えて壮観である。


桜の散りどきに、風の強い日が重ならねば見られない。
生き物のようにふるふると震えながら多方向に舞い降りてゆく一面の花びらは、羽虫が一斉に孵化したようでもあり、雪が深海に降るようでもあり、美しく見飽きなかった。


新鮮な花びらが地面に積もり、地の凹凸で模様を描くのも美しい。公園の清掃担当が、朝からばけつ一杯の花びらを捨ててしまうのが残念だった。掻き残した雪のように、植え込みに残る花びらの堆積に手を入れて、桜の手触りを楽しむのもこの季節。
# by leea_blog | 2004-04-04 04:19 | Comments(0)

精霊刃物・精霊紋章入り


ひどい雨です。
桜が散ってしまいそう。


戸崎茂氏作のナイフ、
『シャーロット L.N スペシャル』
画像六点を薔薇闇回廊にアップしました。

この子の名前は、まだ、無い。

以前の子は“なぎ”、凪ぐ、薙ぐ、和ぐ、などに
蛇神(水を司る)ナーギーを踏まえた地神系の名だった。

この子は精霊系の名を考えている。



 
# by leea_blog | 2004-03-30 04:19 | Comments(0)

大気が凝ったような桜の。。。。そして精霊刃物到着のこと

花冷え、はつらかった。
あと一日続けば冬眠窟に戻るところだった。
絹と羊毛と羽毛にくるまって、半睡半醒のまま外を眺めたかった。五月まで起こさないで欲しかった。


 土日で桜は散るのでは、との大方の予想を裏切って、
今日は桜はようやく満開、枝枝に花が凝っていました。


土日は、小学校入学間際の姪と幼稚園入園間際の甥が遊びに来た。可愛いかと聞かれれば、即答する。「ムチャ可愛い!」
顔が可愛いだけではない。性格が良いのである。
ま、なんというか、こういう良い性格は、西野家より嫁さんの実家の高田家の血である。西野家方の性格が悪いとは言わないが、個性が強すぎてかわいげが無かったんじゃないかな、特に幼少の頃。

弟夫婦は、事前に私に「遊びに行くよ」と伝えるときっと準備して待っているだろう、それも大変だろうという配慮の元に、いきなり遊びに来る。大抵は「今そっちに向かってるところ」と電話が来る。休日は夕方まで寝てるりり山は散らかり放題の部屋で青ざめ「急いで片付けるから、ファミレスでコーヒーでも飲んで時間稼いでよ」と弟に言うのだが、大抵は無駄である。【姉の片付け 休むに似たり】、と知っているのだろう。

以前彼らが来たとき。そんなわけで部屋は足の踏み場も無かった。本だのCDだの画材だの書きかけメモだのが散乱したままだった(汗) 弟の妻は途中で車を降りて近所に買い物に行っており、弟はりり山の部屋に着いたとたんに、いつもの様に窓際で眠りに入った。
姪が部屋を見回して訝しげに言った。
「この前と違うみたい」
「ほほほほ。お片づけする時間が無かったからね(汗)」

浴室には川で拾ったアザラシを放り込んであったし、押入には攫ってきた妖精四、五人を束にして閉じこめてあったし、ロフトには竜の小さいのがとぐろを巻いていたしで、来客用に準備万端とは言えないムードが部屋に残留していたのは間違いない。

姪は可愛い声で言った。「一緒にお片づけしようよ」。小さな甥も、にこにこ笑いながら片づけを手伝ってくれるのであった。ままごとでもするかのように楽しげに。こういう可愛くフレンドリーな子供って、西野家系統ではついぞ見かけなかったような。弟もその妻も体育会系のせいか小さな子供達は、表現者系の、やたら複雑で扱いが難しい印象が皆無。
こういうお客があると、気分さっぱり。
帰ってゆく彼らにぜひまた来てね〜、と手を振り続ける佐保姫、いや迷宮領国領主であった。

 そんなこんなで、遅い夕食を外で食べて帰ってみれば天使工房の小原ミチルさんから留守電が。いつも有り難う、出かけてました、との挨拶しようとかけ直したら、ついつい明け方まで話してしまった。きっとミチルさん眠かっただろうなぁ。。。ゴメン。

翌日はりり山は夕刻起き出して、寝ている間に横山氏から「連絡下さい」とのメールが来ているのを発見、また話し込む。結局、土日に桜は見られなかったのである。徒歩で行ける場所にも桜が沢山あるらしいのだが、まだ一度も出かけていない。大人になると、梅だの桜だのを堪能しに行くにも、勢いが必要である。月曜に桜がまだまっさかりなのを見つけてほっとしたのであった。


そして!
今日ようやく、頼んであった小刀が届いた。
見れば見るほど美しい、女性持ちのナイフ。
特筆すべきは、エルフとマイアの娘にして王女、彼岸と此岸のかけはしとなったルシエン・ティヌヴィエルの紋章入りである! 日月・海を共に表すこの刃物、“なぎ”に代わって邪を払ってくれるであろう。この話は、また後日。
# by leea_blog | 2004-03-29 04:17 | Comments(0)

呪術としての日常・護身の刃

三月なのにこの寒さ。しかし、木々には花が。
こぼれている、白に桃色、淡いい紅、濃い紅。


冬のやつれに春先の疲労が加わっておまけに『揺蘭』原稿が進まない、更に、残業続きで食欲もない、というのに。
カスタムフォールディングナイフショーに出かけてきました。カスタムナイフの展示即売市ですね。


一点物の刃物は魔物だ。
遠くからこちらに合図を送ってくる。
刃物の視線は遠方に煌めく海原の呼び声に似ている。
海原と違って、ポケットに入る。


“なぎ”と名付けた女性用ナイフを失った私は、
日常の守りとなる別の子を探していた。
誰でも良いわけではない。無心なだけでは守りとならぬし、実用一辺倒では邪は払えぬ。作家に聖と魔が同時に作用していなければ、ただの素敵なナイフになるだろう。


魔界に引き込まれたと自認する刃物作家さんと話す内、
入魂の刃を手にとって眺める内、気持ちが晴れてくる。
神々の一族であり深淵の魔物である物語の魔、
とは、形は違えど、根底は同じであろう。


昨年からしきりに迷ったが、日常用を購入した。
幾つか注文を追加して、仕上がりを待っている。
嬉しい。いい子に出逢うのを待った甲斐があった。
# by leea_blog | 2004-03-07 04:16 | Comments(0)