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昨日は独演!俳句ライブでした。不眠です。


危機です。


昨日は、新宿のジャズバーで、独演!俳句ライブがありました。


ご多忙の中お運び下さった皆様、出演者の皆様に、深く感謝を申し上げます。


二次会で、終電を逃し、始発まで語り合うはずが、気づけば、始発を通り越し、今日の10時頃までサムライに居ました。


昼の陽光が目に刺さる心地で家路に付き、食事をして布団に臥すも、文学上のさまざまな考えが芋づる式に浮かび出て、頭が冴え渡ったまま、今に至って居ります。


脳が危機です。


薬を飲んでも、さっぱり眠くならないです。


色々な考えは、未処理のまま考え込んでいた様々な問題、発展につながり、過去と未来と現在が、絡まり合って、

こういう時、一気に書けば、この時しか書けないものが書けるのです。


ただ、身体的に、ボロボロになります。



俳句ライブは、実は、17年の歴史が有り、


独演!俳句ライブを行うきっかけが出来た場所で、私は宮崎二健さんと出合いました。

それは、栃木県足利の、ジャズバー、オーネット。

詩人のサトウケヤキさんの、ライブでした。

ケヤキさんと知り合ったのは、

自由が丘のもみの木画廊で行われていた、

天国と極楽展。

そこで、詩人で画家で、まれびと冊子揺蘭の初回からの執筆者、

横山克衛さんともはじめて顔を合わせました。

楽人で、私のライブでコラボレーションを重ねてくれている、

田中一夫さんと知り合ったのも、そこです。

私は、絵も出し、朗読もする参加者でした。


詩人で画家の、浜江順子さんに、

「りーあさんまだこんな事やっているの?相変わらず病んでるね〜」

と笑顔で言われました。


そうです。


昨日は、俳優の神山てんがいさんに

「りーあさんは狂っているね」と言われました。


これは、褒め言葉なんですね。



心療内科に通うという意味の、
「病んでいる」とは違うし、


精神病院のお世話になる意味での

「狂っている」ではありません。



私もこれは凄いな、と思う表現者や作品に出合うと、

しばしば「かなり狂っているね」と

嬉しそうに言います。


この、もっと通用しやすい言葉に直すなら

「キちゃっている」感は、

子供の頃からでした。


国語の授業で

「西野さん、ここを読んで下さい」

と指名されると、

真面目に読んで、

周囲から「怖い」と言われ、

「そうか、怖いのか」と自覚しました。


そんなこんなで、


独演俳句ライブの感想を書こうとしていると、

小学校に上がる前からの、

幼稚園の記憶、

それ以前、東京都練馬区に住んでいた頃の記憶まで

さかのぼる事になるのです。



三歳未満の頃。


「そんな話をしなくちゃ、俳句ライブの感想書けないのか???」


と、りーあの評を楽しみにしてくれている関係者の皆様は、

話がさかのぼりすぎて、驚かれると思います。


ここまで書いても、

まだ眠くなりません。


一時中断。










# by leea_blog | 2015-11-01 19:31 | Comments(0)

いよいよ今夜! 新宿へ行こう!「独演!俳句ライブ」

いよいよ今夜! 新宿へ行こう!「独演!俳句ライブ」_e0016517_11302778.jpg

いよいよ今夜です!

このイベントは、もう長く続いているのです。



俳句? ちょっとなあ、と思われたあなた。


無季語、自由律飛び交う言霊空間に、

目から鱗です。


私は誘拐されたい天人と、人さらいの逃避行を描きます

「心中天界の花闇」。

請う、ご期待!




# by leea_blog | 2015-10-31 11:35 | Comments(0)

土曜の夜は新宿へ!「独演!俳句ライブ」参加決定

 
明日、31日、18時から、

新宿のジャズバーサムライで行われる、

「独演!俳句ライブ」に参加が決定しました。

詳細は、一番下、参照。


普段やる機会が無い、

背徳的な世界を描きます。


詩で展開している、

「天人伝説抄シリーズ」、「ひとさらいシリーズ」の、

俳句展開です。


応援に来て下さる方には、事前にメールなど頂ければ、

まれびと冊子「揺蘭」をプレゼント!


ところで、「ひとさらい」シリーズって?

自分の朗読会ではやっていますが、


昨今の、犯罪事情を憂慮して、

公式の場では発表出来ないシリーズです。


拉致、誘拐、監禁。


ほんとうに、あまりにひどい犯罪が多いです。



しかし、そういった犯罪的な意味ではなく、

「異界者への、異界へのあこがれ」を、

胸に抱き焦がれる心境をシリーズにしたものです。



以下、一つを引用してみましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー








    ひとさらい


   兄はいっときひとさらいをしていた
さらわれたくて 夕まぐれ
  おそくまで遊ぶ子供たちを
    優しく抱いて連れ去り
  さらわれなかった 子供たちは
      こがれて立ちつくし
          影となる

親たちは知らないが
  子供たちは 知っていた
ひとりで遊ぶ夕暮れに
    埋められる恐れがあったとしても
        甘美でないと 誰が 言えよう

夕映えにやってくる ひとさらいの
  暖かい腕を
     こがれていた
       子供たちよ

    いつの日か
  選ばれなかった
    せつなさを
      傷のように抱いて
    おとなになった 子供たちは
      街かどで目を見交わして
        ひとさらいの伝説を
          つくるのだ

新月のような物語に
  死んでゆく日を
    ゆめ みながら

ーーーーーーーーーーーーーーー

「独演!俳句ライブ22」by 俳句志・もののふの会
Haiku Reading Solo Performance "HAILA-22nd" by Mononofunokai
since 1998.3
―――――◇―――――◇―――――◇―――――

日時: 2015. 10.31 (土)
   開場 18:00、開演 18:30~ 終了21:00頃

会費: 2000円 (1drink付)~出演者・観客一律

★cast 
 0. 口上 - 神山てんがい introduction by Kamiyama-Tengai
 1.宮崎二健 (天狗仮面)、Miyazaki-Jiken
 2.西野りーあ(詩人)
 3.久留素子 (川柳朗読) Hisatome-Motoko
  <観客飛入歓迎>
 4. 神山てんがい (哀愁と滑稽の俳優)、Kamiyama-Tengai
 5. ギネマ (俳ラの女王)、Ginema

場所: JazzBarサムライ Tel.03-3341-0383
    新宿3丁目35-5守ビル5F (JR新宿駅東南口)






# by leea_blog | 2015-10-30 13:04 | Comments(0)

突然ですが、土曜日、独演!俳句ライブに参戦します



急に決まりました。

土曜日に、独演!俳句ライブに参戦します。


ひ〜、不養生しているプロポーションだし、

急過ぎてステージ構成決まらないし、

迷いましたが、


出来た俳句が、

詩の「天人伝説シリーズ」、

「人さらいシリーズ」に連動した、

仮題、「心中天界の花闇」。


天人が、

ほとんどマゾヒズムすれすれ。




これを発表したいが為に、

「今からステージ無理だよ」、という迷いを吹っ切って、

参加表明しました。


土曜の夕方、新宿に来られる方は、ぜひぜひいらして下さい。

素還真のおひろめも有るかも知れません。



「独演!俳句ライブ22」by 俳句志・もののふの会
Haiku Reading Solo Performance "HAILA-22nd" by Mononofunokai
since 1998.3
―――――◇―――――◇―――――◇―――――

日時: 2015. 10.31 (土)
   開場 18:00、開演 18:30~ 終了21:00頃

会費: 2000円 (1drink付)~出演者・観客一律

★cast 
 0. 口上 - 神山てんがい introduction by Kamiyama-Tengai
 1.宮崎二健 (天狗仮面)、Miyazaki-Jiken
 2.西野りーあ(詩人)
 3.久留素子 (川柳朗読) Hisatome-Motoko
  <観客飛入歓迎>
 4. 神山てんがい (哀愁と滑稽の俳優)、Kamiyama-Tengai
 5. ギネマ (俳ラの女王)、Ginema

場所: JazzBarサムライ Tel.03-3341-0383
    新宿3丁目35-5守ビル5F (JR新宿駅東南口)






# by leea_blog | 2015-10-29 00:09 | Comments(0)

続きが観たくなる魔の世界。ピリ。悲壮と勇壮とめくるめく伝奇的イメージ



ところで、私がすっかりはまっている、

台湾の人形劇の、ピリというものだが。


日本人的には、人形は大切に扱うもの、

たとえ劇中でも大切に扱う、といった考えが有ったが、

ピリは、凄い。


人形が、

汗だくになるわ、

血まみれになるわ、

振り回されるわ、

放り投げられるわ、

ひどい時には水中に投じられるわ、で、

文字通り体当たりの演技なのである。




初めは、話や人物の関係がよくわからなくても、

視覚効果は抜群!

伝奇的イメージが次々と繰り出されて、

しかも構図も素晴らしい。

音楽も良い。



なにより、人形の声を一人の人が担当しているのだが、

「艶」があって、

くらくらっとする。


以前日本でも映画が公開されたというが、

その頃知らなくて残念だった。

というか、せっかくの声を日本人が吹き替えちゃ台無しでしょう。



登場人物が大変多く、キャラが立っているので、


きっと好みのキャラがいること請け合い。


一話が90分位有るので、

描写がなぞるように丹念。


ただし、話が残酷で、

登場人物に感情移入した頃に、

無惨な死を遂げる。


一話90分を観続けて、

お気に入りのキャラが悲惨な死に方をすると、

真剣に落ち込んでしまう。


特にお気に入りでなくても、

意匠を尽くした美麗な人形が

悲惨きわまりない目に逢って、

悲惨なまま死んでしまうと、

茫然としてしまう。


この登場人物の次々と死んでいく様は、

太平記や「シルマリルの物語」のようだ。

平家物語は、一人一人の生き様や死に様に、

意味が有る。


が、なんでこんなところで、

こんな死に方???

と思うのが、

太平記やシルマリルの物語だ。


ピリの凄い所は、

お気に入りがひどい死に方をして嘆きに沈んでいても、

次々と魅惑的な展開を提示してきて、

続きを観させる所である。



悲惨に悲惨を重ねて、

これから自分の人生を生きなおすのか、と思ったら、

自殺してしまった、薄幸の宮無后という登場人物が居る。


何でだーーーー!


日本では台湾のDVDが観られないと思って、

諦めていた矢先に、

宿泊先のガンダムファンのフロント係さんに、

伝説巨人イデオンと聖戦士ダンバインを教えて、

そのお礼にピリが観られる中国のサイトを教えてもらい、

見慣れない簡字体と全然合っていない中国語の吹き替えに(ピリは音声は台湾語で字幕は繁字体)

めげず、必死に観続けたのに、途中で何度か、

観続けるのが辛くて、中断したけど、

それでも気を取り直して、続きを観て、

この結末。


ほとんどトラウマである。


指輪物語で言うと、

フロドが滅びの山で、

葛藤の末、火口に身を投じてしまったとしたら、

そんな感じになると思う。

読者的には

「そんなの有りか???」と絶望に沈むであろう。

ゴクリの口調で、

「しどい! しどすぎるよ!」と言うしか無い。


今までの苦労は何だったの?

と思うだろうが、作者は、

伏線しいておいたでしょ、と言う訳である。。。。。



そう思うと、

指輪物語は、

本当に良い話である。


同じ作者の、シルマリルの物語の、

悲痛な事。

高貴のエルフが死にまくるのである。



ところで、トラウマ級の悲惨、宮無后だが。


九月に台湾に出かけたおり、

トランプを買った。

宮無后が死んでしまったシリーズの、

次の、次くらいのシリーズだ。


トランプには、登場人物と名前が一枚一枚載っている。


なにげなしにめくっていると、

宮無后が載っているではないか!


養父であり師であり、主君であった古陵逝煙から贈られた、

きらきらしい上着は着ておらず、

帽子も被っていない。


大宗師こと古陵逝煙も載っている。

同じく、帽子を被っていない。


また逢えるのか? 宮無后。

あまりにひどい話だったので、

ファンから抗議の手紙が殺到したのか?



いや、こういう事をやって、ピリは長年続いているのであろう。。。


とほほ。


実の父と黄泉路を下っていったというエピソードがあるので、

死んだのは間違いなく、

何らかの形でこの世に復活するのであろうが、



今度は、平凡で良いから恋をして、

家庭を持って、

子供は出来ないから養子を迎えて、

老衰で死ぬんだよね?


いやいや。


きっと、今度も理不尽な目に遭うのではないか?


多分そうだろう。

もうやだ。もう観ないよ。



と言いつつ、そのシリーズのDVDボックスを、

ネットで購入してしまったのである。。。。

何しろ一話が90分位あるので、

そのシリーズまでたどり着くのはまだ先だが、



気持ちが良い位、ピリ会社に踊らされている。














# by leea_blog | 2015-10-27 00:31 | Comments(0)